10月
16
2008
0

プログラミングと高速道路仮説

ここ数日プログラミングをやっています。

少し前はC#で、今はC++で。

高級言語のRuby on Rails, Rubyをやっていたのだが、だんだんと低級言語に近づいていく。

この次は、アセンブリ言語かマシン語の予感。

高級言語や低級言語という言い方は、あくまでもコンピューターのハードに近いのが低級で人間の言語に近いのが高級という意味です。

とはいえ、プログラマーが1日に書くことのできるプログラム行数は言語に関わらず同じぐらいという仮説があります。Rubyで10行のプログラムで表現できることは、C#(Java)にすると30行ぐらい。C++にすると100行ぐらいかもしれないので、C++に比べるとRubyの方が生産性が10倍くらいいいかもしれません。

ここ数カ月くらい、Rubyを離れC#やC++を始めたのですが、以前と比べてプログラミングが楽になった気がします。
とはいえ、C#で数百行書いた程度で、C++に至ってはATL/WTLというライブラリを理解しながらサンプルプログラムを少しいじっているにすぎませんので、どこにどんな落とし穴があるかわかりません。

C#は御存じのとおり、マイクロソフトが用意してくれた.NET FrameworkというライブラリがありWindowsのアプリケーションを作るのは結構簡単だと感じました。

C++も昔はMFC、今はATL/WTLを使うのが主流だそうですが、こちらもライブラリが充実しています。Windowsでアプリケーションを作る作法さえ学べば、アプリケーションはC#よりも時間はかかりますが、いけそうに思います。

大昔の23年前にMacのアプリケーションをLightSpeed Pascalというので作ってみようと思い、MacintoshのQuickDrawなどを自習した時に比べると本が充実しているし、インターネットにはサンプルやチュートリアルがたくさんあるので楽そうです。

さてプログラミングをする上で何が重要か考えました。
RubyでもC#でもC++でもその選択の違いはあまりないように思いました。

どれもライブラリが充実しているからです。
ただライブラリに不足していることをしようと思うと大変です。

私が得意とするスクレイピングをやろうとすると、実はどの言語を選んでも自分でライブラリを作らなくてはいけないのです。

しかし、Rubyならば既存のライブラリを拡張するだけですみます。

C#の場合もWebアクセスするライブラリがありますが、複雑なことをしようと思うと不足していてかなりの部分を機能追加しなくてはいけません。
(Javaの場合は、Apacheプロジェクトにいいものがありますからもう少し楽なようです)

C++の場合はたぶん諦めます。まず自分でライブラリのすべてを自作しないといけません。たぶん1年ぐらいかかってしまうかもしれません。ライブラリを作るのが目的ではないので、他の言語に移った方がいいでしょう。C++のプログラムにRubyやPerl, Pythonなどを乗せてしまうことを考えるかもしれません。

そう考えると、言語の仕様以上にライブラリが重要だと思います。
そのライブラリは言語の性格や志向に合わせて、いろいろな人が作ったものだと思いますから、結局は言語とつながっているのかもしれませんけれど。

Perl, PHP, Python, Rubyというスクリプト言語は、ネットワーク志向なのでスクレイピングはやりやすいともいえます。C++, C#は、はなからそんなことをする傾向のない人たちが作ったともいえるかもしれません。結局言語が普及しても、マイノリティに必要な機能は追加されないかもしれません。

話はそれましたが、目的に合わせてライブラリを選ぶことが第一で、言語は第二といえるかもしれないと思った次第です。

このところ、C#ときてC++と触ってきたので、言語に対しての抵抗感がなくなりました。もうJavaもFORTHもPrologもAPLも何でも来い!
(↑一応、ちょっとかじったことのある変わった言語ばかりです。まつもとゆきひろさんの原稿と被ってしまいオリジナリティがないのだが、APLはData General社のラップトップ機のキーボードがAPLで書かれたものがあったり、FORTHは古い言語のうちの一つでもともと望遠鏡を動かすために作られたもので、最小の環境で最速で動くと言われていました。ただ使い勝手が悪かった。)

まあそんな幻想を抱いてしまうのも、それぞれの言語のもつライブラリとIDEの便利な機能がアプリケーションを作るという過程にそぉっと近づかせているせいかもしれない。

これが以前羽生名人と梅田さんの言っていた、「高速道路仮説」かもしれない。
高速道路に乗って、すぅっと目的地の近くまでは誰でもいけるような状態になっている。問題はそれから先。それから先は普通道路を走らなくてはいけないし、舗装されていない道もある。78%までは誰でも簡単に行けるという話。

この78%ですませるのが、一般的な受託開発の話。
まあ、プログラミングというよりコーディングだよね。

プログラミングとしては、落とし穴があったり、道路を自分で作らなくてはいけない場合もある。谷底で道を引けない場合もある。

そこでほとんどの人が諦めてしまうのだが、がんばってそこに橋をかけたり道をつくるのが、ライブラリを作ったりする偉い人。
(当初は下記のエルドラドを目指す人だったんだけれど、きちんと橋を架けるから立派だよね)

ここまでは目標があるからいいけれど、目標もなくどこにいくかわかないけれど、あっちの方にエルドラドがあるかもしれないから、行ってみようか!

というのが言語を作ったり、未踏をやる人。
ほとんどが途中で生き倒れなんだけれど、その屍をの上を乗り越えていってほしいと願っている人(生き倒れは俺だけだったりして)。

どれがいいとか悪いとかでなくて、それぞれ向き不向きがあると思う。

私もプログラミングが苦手なんだけれど、一番生き倒れが向いているかもしれな。今回、いろいろなプログラム言語を習ったので、生き倒れする幅が持てた。

それでやっと、ルールエンジン絡みのコーディングをJavaでもいけるかなという気になりました(また別の言語でいきます)。

Rubyの仕事がないので、、、、、
まあ、言語はなんでもいいかぁ。

えらい人は、どんな言語の要望が来ても、勝手に自分でDSL(ドメイン特定言語)を作ってしまうから。僕もえらい人になりたい!

9月
21
2008
0

ベンチャー企業をのぞいてみた

他のベンチャー企業の勉強会へ参加してきました。

名古屋で一番元気のあるベンチャー企業といわれる、株式会社エクスブリッジさんです。
http://exbridge.jp/

最初におことわりしておきますが勉強会以上の主旨はありません。

あくまでも営業の勉強会と経営の勉強会です。

曖昧な一般論ではなく、エクスブリッジさん自身を事例として現段階の状況や課題などを率直に話していただきました。お話を聞いていていろいろと考える部分があったりして、勉強になりました。

このところ年をとってきて、ついこの前までコンピューターのシステムしか、それも先端的なシステムしか興味がなかったのですが、いまは組織のシステムに興味が出てきて最近はそればっかりです。

最初に入ったベンチャー企業のこと、一人で始めたときのこと、いろいろ思い浮かべながら、聞いておりました。また未踏のときにお世話になった社長や過去にお会いした方々、起業に関しての何十冊の本も思い浮かびました。

・創業時のこと
・少し成長した状態のこと
・事業ドメイン
・経営の考え方
・銀行など会社をとりまく方々との関連

共通点もあれば、相違点もあります。
どの選択をしても間違いではないし、たとえ間違いを犯してもその反省が生きることもあります。

具体的な勉強については触れないでおこうと思います。
たぶん社長の小嶋さんらがブログでまとめてくれるでしょう。

一点だけ、IT関連の上場企業を株の時価総額、営業利益、業態で分析しているのは面白い視点で目が覚めました。
パッケージソフトを作っている会社はROIが多く、派遣主体の会社は低いです。派遣社員は社員が辞めたら資産価値はありませんが、パッケージという売り物を持っているのは高く評価するんだなと、いまの時勢でしょうか。技術を売り物にしている会社は、意外でしたが低いです。

技術が高くても、アウトプットを出していないからでしょうか?
Googleはどうか?と思ったのですが、あそこまでの技術力はないんでしょうね。きっと。

つまらない結論ではありますが、「ん?仲間っていいですよね。」
社長は責任を最後まで背負うので最後まで孤独ですが、それでも一緒にできるのは一番いいです。

それが自分にとって一番間違いを犯したことだと思います。

9月
18
2008
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株売買は我慢比べだな

リーマン破綻のせいで、私の株売買もやばい状態になってきた。

利益の出たのは現金にして、そうでないものは持ちこたえる。
という損切りを避けてきた。   結局、塩漬けになった株が多い。

信用取引の委託保証金率が30%を切ると、追証が発生する。
委託保証金率とは、簡単にいえば、自己保有金額/売買している総額である。

つまり、1/0.3= 3.3倍 の売買ができ、自己保有金額を株で持てば、おおよそ所有金額の4倍以上の株を売買できる。

ただ、借りている株やお金には年利が3%以上かかる。

信用取引をやるのは、自己資金よりもレバレッジ(てこ)ができることに尽きる、逆にいえば損をすれば4倍もの損をする。

お金を増やそうと思えば、リスクをかけてレバレッジを利かすしかない。
リスクがなければおかねは増えない。
そこをリスクとレバレッジのバランスをとって考えるのがいいんだけれどね。

他人はリスクというけれど、自分にとってはリスクと思えないところに利益の可能性がある。

でも、トレーダーのプロも破綻して、結局インデックス売買が間違いないといわれている現代、おいしいところはないかもしれない。
億をかせぐトレーダーも、結局宝くじに当たったのとあまり変わらないのではと思います。

さて、今回の株ががくんと下がったとき、頭にずしんと鈍痛が走りました。

昨年も何度か株ががくんと下がって、追証が発生した時もずしんと鈍痛が走りました。1日で100万円ぐらい下がるのが何日か続いて、結局700万円ぐらいの含み損のときは、「あっ、死んだ方が楽かも」という感じです。
鈍痛だけでなく、なかなか寝付けませんし、目の前に青いスクリーンが張った感じがします。妻が何かしゃべっても上の空で、自分には何も関係ないという感じ。

しかし、なぜかそのとき未踏のプログラミングの方は順調ですすみます。なんか生きた心地がしませんでした。本当に世の中が青色に見えました。

結局、別の口座にあった100万円ずつ追証の入金を繰り返し、少し戻ったところで損切りを繰り返してなんとかすごします。2回目のときはまったく予想外でどうにもならず、妻から100万円借りて急場をしのぎ、なんとか200万円の損切りで救われました。でも今回はどうなるかわかりません。

その100万円とか700万円とかは、まったくバーチャルなお金で実感がわきません。証券会社から銀行に送金して、それをATMから下ろしたときに、初めて「本当のおかねだったんだ。100万円ぐらいの損失の代わりにいろいろなことができたんだ。」と初めて実感が伴います。

今動かしている株の資金も、そもそも妻が「家を買いたい」と言うので始まりました。当初は妻の200万円と私の株の運転資金300万円、そして300万円の追証の合計800万円を投資してやっていますが、なくなったらなくなったで「家を買うのは諦めようね」で終わりましょう。

いまのところ、いろいろな株の売買を試してみて、結局儲かる方法がみつかっていないので、まあそろそろいいかなという気がしてきました。

これまで株の売買を止めると自由が亡くなってしまうような気がして、それで鈍痛を感じたのですが、「家をあきらめる」だけで済むと思えば気が楽になります。

まあ700万円ぐらいの含み損を経験しただけで鈍痛を感じるぐらいで、世の中には何億も借金を背負った人もいらっしゃるのでまだまだ大したことはありません。

リーマンブラザーズが抱えた負債は、これまでやっぱり社員に支払った高額の給料から戻すっというのはないでしょうかね。年間数千万、数億の収入をもらっているんですから。
そこが中小企業の社長と違うところです。中小企業の社長は個人にも連帯保証ががかかっていて全部取られちゃうんですから。

サラリーマンと社長の覚悟の違うがそこにはあると感じます。

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