4月
25
2013

「人生はワンチャンス!」を読んで


人生はワンチャンス! ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法

  • 水野敬也
  • 文響社
  • 1470円

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書評

この「人生はワンチャンス!」という本は、酢昆布であると思う。

3度味を楽しめる、噛めば噛むほど味が染み入ってくる、そんなものだ。
3度違った味を楽しめるのはひつまぶしだが、上品というよりもふだん手にするような酢昆布の方が似合いそうだ。

まず、普通に最初から読んだ。

本の内容は、偉人が残した言葉をテーマに沿ってまとめたものである。偉人の名前もほとんど知っているが、どんなエピソードでその言葉を言ったかはほとんど知らなかった。新しい発見が多かった。同じようなことを言った他の偉人も2つ足してある。こういった言葉というのも、みんなが思うことなんだということがわかった。

エピソードを思い浮かべながら読んでいったので、詩を読むように時間をかけてしまった。

次にそれぞれのテーマに1つずつ写真が載っているのに気づいた。

かわいい犬の写真。しかもテーマにぴったりの写真。写真が先で文章を合わせたか、文章が先でその写真を探したか。絶妙な写真。しかもほのぼのとするほどカワイイ。犬が言葉を発するわけではないが、それを偉人に重ねあわせて見てしまった。

最後に、1枚ずつミシン折りになっていて切り離せることができること。

本が好きだから切り離したくないがどうしよう?どうしても財布の中に入れておきたい文章がある。でも切り離したら、ブックオフに売れない ←冗談。本はそのまま本棚に眠ってしまうよりも、こうやってトイレットペーパーじゃなくて、別の活用を考えるのがいいのではないか。

私にとっては何度もランダムに目を通したくなる内容。ワンちゃんの写真をそっと見直すために、

 

 

思い出し笑いする人生を

奇兵隊を率いた高杉晋作は27歳の若さで亡くなりました。

有名な辞世の句「おもしろきこともなき世をおもしろく・・・・・・」

ですが、途中で息苦しくなった彼は言葉を継げなくなります。すると枕元にいた女性、野村望東尼が下の句を続けました。

「すみなすものは心なりけり(おもしろく感じられるかは心次第だ)」

それを聞いた高杉は「おもしろいのう」と満足げな表情で息を引き取ったといいます。

 

 

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