7月
06
2012

自分勝手

「私の行動は自分勝手なところがある」と言われた。

必ずしもそうではないと思うが、意見の相違であるのでどちらかが正しいとか正しくないとか言ってもしかたないので、ああそうですかと言うしかない。
私は20代に入ってから「なんでもできるわけではないから、大切なことを優先してそれ以外のことはやらないでおこう。」と決めた。

特に楽しいとおもわれることはやめた。
酒、タバコ、麻薬、ゴルフ、テニス、、、最初の頃は女性とのつきあいも避けた。
なんかオウムと近いところにいる。
(ゲーム、テレビ、スナックを食べることなどは続いたが、最近はあまりやらなくなっている)
人付き合いは悪くなるが、研究者としての道を極めるためにはしかたない。

大きな変化があって、妻と結婚して普通の生活をするようになった。
研究など本来目指しているところも、縮小せざるを得なくなった。
趣味などはなくなり、妻や子どもと過ごすことが唯一の楽しみとなった。

だから、自分勝手と言われても、自分一人で楽しむことはほとんどなく、家族と一緒の時間を過ごすことがそれに相当することになるのかもしれない。

他には、優先基準。

仕事と家族のどちらが大事?と聞かれたら、間違いなく家族と答える。
日本の仕事社会では、仕事を選ぶ方が多いかもしれない。
江戸時代の封建社会では、お殿様と家族の命のどちらを取るかと言われたら、お殿様と答えなくては武士とはいえないそうである。
そのときは、身分の高いものが存在して初めて、身分の低いものの存在が許される社会だったのだろう。
また、そういう基準がなければ社会として成立できなかったかもしれない。

今は不完全ながらも、当時よりはましな法律や政治体制のおかげで、そんな基準がなくても成り立つ社会である。
家族がまず第一と考えるのは当然だろう。

一応、日本でも冠婚葬祭のときならば、まあ仕事よりも優先されるだろう。
ただ妻との時間や子どもたちと過ごす夜よりも、残業や接待が優先されるところがある。

家族をとるか仕事をとるかは永遠のテーマだが、選択されなかった方は気に入らないに違いない。

結婚してからは、酒もタバコもせず旅行もせず欲しい物もなく、特に楽しいこともせずにいるのに、自分勝手と言われてもなぁ。
そもそも自分というものがあまりなくなっているので、あえていうなら居心地がいいところを選ぶのがそう思われるかも。
家族を選択したり、他の人に頼まれた仕事をしたのが良くなかったのか。

最近、手塚治虫のブッダを読んだのだが、ブッダも王子でありながら出家をした。
(このマンガも小中学校の時と違って47歳になってあらためて読むと感慨深く思える)
妻も子どもも身分も捨てて、出家した。それを自分勝手と言われれば自分勝手であるけれど、まあブッダと比較するなんてとんでもないけれど。

ところで子どもが成長したら、あとどうしようかな。
またインドへ行きたい。

Written by in: 勝手な言い草 |

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