9月
23
2010

Sencha Touchのセミナーへ行ってきた

東京に来て久しぶりにセミナーに参加した。

隔週の週末は名古屋に帰っていることが多いので週末のセミナーはないし、仕事を夜遅くまでしていることが多いから。

http://atnd.org/events/7622

周りにプログラマーはいないので、こういったものに積極的に参加して刺激を受けているのが、自分の立つ位置を確認するうえで重要だと思う。

セミナーの内容としては、Sencha Touchを1時間ぐらいで説明する内容なので、あまり収穫は得られなかった。

http://www.sencha.com/products/touch/

登壇された直鳥さんは技術的にすごい人だと思うが、初心者向けなので致し方ない。

ところで、Sencha Touchというのは何かといえば、iPhone, iPad, AndroidなどをターゲットにしたHTML5用のJava Scriptライブラリ。

Webアプリケーションを構築するライブラリだけど、Nativeなアプリケーションに近い表現ができるというライブラリだ。

もともとInternet Explorer, Firefoxなどのブラウザの違いやバージョンの違いを乗り越え、さらにGUIを提供しているExtJSというのがあるが、それをHTML5に特化したものである。

GPLとしても公開しているが、開発者は1人$99支払えば商用で使ってもよいというものだ。

個人事業でライセンスを購入するか、会社に買ってもらうか検討中だ。もうすぐ出てくるJQuery Mobileという

http://jquerymobile.com/

セミナーの中で記憶に留めたのは、

・Web アプリケーションとNativeアプリケーションの違い

それぞれメリットとデメリットがあり、需要や顧客の要望に基づく

Nativeは動作が早い、課金システムがあるというメリットの一方で、開発が大変で審査に時間がかかるので納期の遅れや仕様変更に対応しづらいというデメリットがある。NativeはiPhone/iPadやAndroid, PCでは全く違う開発をしなくてはいけないが、Webアプリケーションは若干の修正で済むことが多い。

以下はセミナーと独断に基づいた表である。

Webアプリケーション Nativeアプリケーション
実行スピード
開発生産性
機能
クロスプラットフォーム ×
認知度
課金システム
安全性
審査 なし あり
インストール なし。URLを呼ぶだけ AppStoreから購入必要。

しかもIDを登録する必要がある

他のアプリケーションとの連携

・Appleもアプリケーションとしては、NativeとWebアプリケーションの2レベルで考えているようである

実際、PCではOfficeなどの印刷を前提としたりパソコンの中でだけ処理するNativeなアプリケーションも使うけれども、メールや情報入手などはブラウザで動くWebアプリケーションを使って行っている。このブログも、WordPressというWebアプリケーションで書いているし、メールもGmailを使うことが多い。

・スマートフォンのCPUや省電力が進めば、Webアプリケーションの実行スピードはNativeアプリケーションに近づいていくので、多くはWebアプリケーションに変わっていく

すでに一部のNativeアプリケーションは、WebアプリケーションをPhoneGapなどで変換されたものがいくつかあるようです。iPhoneはObjective-CによるNativeアプリケーションだけでなく、HTML5やFlashなどを使って、Nativeアプリケーションが作られていくことが多くなるかもしれません。

小耳に挟んだのですが、Webの開発もほとんどが東京だけのようですね。地方の会社の営業も東京で仕事をとっているとか。東京よりも2・3割安くするので、それを「国内オフショア」というとか。

製品やサービスを直接顧客に届けるのならば、地域は関係ないかもしれませんが、顧客が法人の場合は東京でしか難しいかもしれません。そうでなければ、顧客べったりの仕事しか地方にはないのかもしれません。法人対象の仕事といっても、機密性や即時性を要求されるから、派遣に近い携帯か持ち帰りにしてもすぐ近くにいないといけないし。名古屋にいても結局、東京と名古屋のあいだを往復するオフショアブリッジSEのようなものになるしかないのかなぁ。営業と開発の両立は、開発にとって決していいものとはいえないから。

まあ東京にいて、顧客のそばにいれば、そこそこ仕事はあるんですよね。

家族がいなければ、世界中どこへでもいっちゃうんですけれど。あー、行きたいなぁブラジル。

Written by in: コンピューター |

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