2月
19
2010

東京に出るべきか、名古屋で留まるべきか

独立してから6年が経ちました。

東京で単身赴任のように仕事をしていて、事情があって名古屋で仕事をすることになりました。就職も考えていましたが40近くになってからの転職は自分の希望を通すのも難しく、やってみたいこともあったので独立という道を選びました。

そもそも「何かをやりとげたい」という気持ちが希薄だったかもしれません。
でも、独立するならば下請けに入りたくない。ましてや派遣はやだ。

お客さんと一緒になって、システムを構築していく。
売上や利益、そしてリスクを分け合う、なんていうのが理想でした。

実際にやってみると、そうは簡単にいきません。難題が山積み。
どうやって、利益をわけるの?どうやってリスクを分けるの?
お金や数などの定量的なものは分けることができるけれど、能力ややる気やベクトルの方向という低質的なものは応分にわけることができない。

まあ他にもいろいろ世間一般で言われていることがあるわけです。
これは本題ではないので置いといて、ここ数日考えている問題。

東京に打って出るべきか、それとも名古屋で留まるべきか。

東京に打って出るという理由は、(1)人生にとって何かをする本当に最後のチャンスかもしれないということと、(2)生活費を稼ぐためです。

名古屋で留まる理由は、(3) 妻と子どもと平和で幸せな家庭生活を楽しんで過ごし、(4)父や夫としての責任を全うするためです。

東京に出ても決して安泰ではないものの、名古屋にいてもジリ貧から抜けるのは難しいと感じていること、懸念材料であった息子のことが良くなっているので、東京で仕事を始めていくというのも賭けとしては悪くないかなと思っています。

また東京にいるときは、妻や家族のことから離れて集中できるのでいいかな。でも家族のことは毎晩ちゃんと思い出します。ただ名古屋にいるときは妻が守ってくれている幸せな家庭にずっぽりハマって、まるでお風呂の中にいるようにいい気分になってしまうのでかえって良くないかなと贅沢な理由を考えてしまいます。

何かを不足していないと新しい発想が出てこないので、生活費以外の問題は名古屋での生活は何ら不満はありません。

たぶん3月までにどうするか判断しようと思います。
当面は毎週半分は東京ということにしても、カプセルホテルと夜行バスで毎月5~6万円くらいの負担で済みそうなので、東京で部屋を借りて住むということは考えていません。
少しお金を稼げるようになったら、夜行バスが4人がけが3人がけにバージョンアップしたり、たまには新幹線に乗ったり、カプセルホテルから安い個室ホテル(6000円/泊)になるかも。そうしたら部屋を借りた方が得で落ち着くということになるかも。

週のうち半分は名古屋にいますので、家のことやったり、また東京がダメになったときのために最低限のつなぎを作っておこうかな。いや、そんな甘い考えではダメだ。という気持ちが行ったり来たりしています。

私ひとりだったら、ぽんと東京へ行ったきりになってしまうのですが、妻や子どもはたぶん名古屋を離れないだろうな。。。。。。。

ここ数日考えていることと、たまたま以下のブログに触発されて書いてみた。
もう一つは我が家の家庭事情がからんでいるけれど。

[会社]プログラマの東京集中は止まらない
http://d.hatena.ne.jp/xibbar/20100209

[会社]受託開発を地方でやってはいけない
http://d.hatena.ne.jp/xibbar/20100212

[会社]贅沢なプログラマ
http://d.hatena.ne.jp/xibbar/20100217

Written by in: 家族,起業 |

4 Comments »

  • 福耳 より:

    お久しぶりです。大仲です。

    う~ん。悩ましいところですね。

    他人事だから(自分はこうありたいと思うから)
    無責任な意見で申し訳ないですが、
    ただ一つ「自分に嘘をつかづ、後悔のない選択をして下さい」です。

    偉そうな事を書きました。はたして自分だったらと問い直すと
    難しいです。

    でも、できればそうありたいとも思います。

    いろいろ悩んで納得のいく結論にたどり着いて下さい。

    では、また。

    • ohashi より:

      大仲さん、お久しぶりです。
      そしてコメントをありがとうございます。

      妻が「稼いでこい。貧乏は嫌だ。」ということを言っています。また子どもが高校進学、大学進学というのを希望しているので、今後増えていきます。

      何かをするためには何かを捨てることもあると思いますが、捨てやすいのは家族との時間かな。

      最悪のケースを想定して、最良のケースを選択することが当然です。最悪は妻や家族との不和や子どもの躾ができないこと、不摂生で自分の寿命を縮めることでしょうか。

      ありがとうございます。

  • longkey1 より:

    いつも興味深く読ませていただいてます。
    とっても興味深い内容でした。
    やっぱ名古屋は難しいんでしょうかね?
    自分が務めている会社もかなり厳しい状況です。

    • ohashi より:

      longkey1さん、コメントをありがとうございます。

      ずっと考え続けて結局、単純な答えに到達しました。
      ビジネスである以上、お客さんは誰か?お金を払ってくれる人は誰かということが当たり前のように大事ですね。

      個人?法人?
      サービスや商品は売れるの?

      これらは自分で自由にできることではなく、能力や人脈やお金、情報といったビジネスリソースに影響を受けます。

      地方のソフトウェアハウスは、個人向けサービスでしかも地元顧客だけでなく日本全体か世界規模の個人顧客でないと厳しいのではと思います。

      日本全体や世界規模といっても、ターゲットを絞って特定の顧客向けで良いと思います。ただ地元だけのターゲットだと、地元密着型=受託開発型でないと厳しい。

      受託開発型は能力や技術よりも、コストメリットや即時性しか強みがないかもしれません。

      それでいいかということですね。

      名古屋での生活が楽しくて、仕事は生きていけばなんでもいいよということでしたら、名古屋でも充分やっていけると思います。私はこの年になっても、どうしても冒険的な人生を送らないとダメなようです。

      もとより、ソフトウェアを作るだけでは個人はお客さんにはならないですものね。

      あと10年若くて独身だったら、討死覚悟でシリコンバレーへ行っちゃうのですが、、その時結婚していて子どもがいた。


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