12月
22
2009

[本]全員主役の感動創造企業 沖縄教育出版 1


全員主役の感動創造企業 沖縄教育出版 1

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書評/

経営ってなんだろう?

日本に会社の数は、150万ぐらいあるそうです。社長の考え方が会社に投影されれば、その数だけの企業文化があります。
同じ業種・業態でも、会社が違えば仕事の進め方や雰囲気が異なります。

会社に入社するときは、本人の能力も大切ですが自分が会社の文化に馴染めるかどうかというのもあるかもしれません。
私自身は、自由でありながら個として独立して甘えを許さないところでありながら、一人ですることには限界がありますから協力しあえる温かさがいいなと思います。実際には言葉でいうのは難しく、感覚的に合う合わないと言った方がいいかもしれません。会社の面接やインターンも会社側が選ぶというものではなく、その会社の文化が自分に合う合わないか、あるいは合わせることができるかという基準で選べるようになるといいと思います。

さて、この本は沖縄教育出版という会社を漫画で紹介しています。
心を伝えるのは文字中心でなく、漫画のような表現が顔の表情が伝わっていいですね。

本を読み始めると、掃除をするところから始まったり、便所掃除を素手であらったり、「日本で一番朝礼の長い会社」として2時間に及ぶ朝礼を紹介しています。漫画での社員の表情を見ると、宗教がかっていて少し不安に思います。

でもちょっと待って。
起業する5年くらい前に、会社そのものについて学んでいたときに、掃除の大切さや便所掃除の大切さを知りました。

自分が使っている場所を掃除するのは当たり前のことです。その場所を他の人が掃除してくれるのをありがたく思わなくてはいけません。人がいれば汚れますし、何をしなくても誇りがたまっていきます。道路や公園などの共有スペースは誰かが掃除してくれているから綺麗になっています。そのことに感謝しなくてはいけません。税金を払っているから当たり前だと思ってはいけません。

それになにより、きれいにすると、気分がさっぱりします。

でもトイレ掃除しかも、手でやるというのは、まだできません。トイレに何か詰まったときは、自宅ならば手を突っ込むことができました。家族なので汚れも気になりません。それにあとで石鹸で洗えば済むことですから。

これも汚れているトイレよりも、きれいなトイレの方が気持ちがいいです。

毎朝、1時間以上の朝礼は無駄ではないのか?それにみんなでやる体操や歌は苦手だと感じる方も多いのではと思います。
私も型通りの朝礼や体操は無駄だと思います。
でも、こういう朝礼のやり方もあるんだなと思いました。
毎回違います。出し物?(内容)は自発的で何でもいいんです。
みんなが自発的にいろいろな業務的な話をするだけでなく、コントや寸劇をやって盛り上げる。お互いのことを深く知ったり、みんなで腹の底から笑ったり楽しんだりする。「ああ、ここにいてよかったな。」という気持ちにさせてくれる。

ある意味宗教的なのだが、この会社は企業である。
企業は一人一人がきっちりと役割をこなして、売上をあげていかなくてはいけない。
そのための会社の雰囲気作りと、個人のやるきを引き出すのがこの朝礼なのかなと思います。

でもはたしてこれでうまくいくのか。
疑いはつきません。

しかし、社長や上司は「それでいいのか?自分にとって甘いところはなんだろうか?」ということを自分に突きつけられます。
そういう会社の文化が作られているようです。
私はそれは自分が絶えず「自分の甘えを許さない」こと、「壁を乗り越える」ことを、仕事を通じてやって欲しいという願いなんだろうと思います。会社のためもありますが、それよりも自分を成長させて欲しいのではないかと思います。

本の内容をついつい書いてしまいましたが、漫画でないと伝わらないことが多いと思いますので、手にとって一度ごらんいただくといいと思います。

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