8月
11
2009

ナチュラルハイの薦め

芸能界で麻薬の事件が起きて話題になっている。
それだけでなく、巷でも高校生や一般人でも簡単にシャブや合成麻薬などを入手できるような時代らしい。

阿片やマリファナなどは、古来から神事などで使われてきたそうで、既存の発想を打ち破って何かを成し遂げようというときや芸術作品をつくるために使われてきた。宗教的な体験をさせるためにも、オウム真理経でも使用されている。

お酒やタバコも麻薬の一種であるが、毒性が強いため順法になっている。
ただ、阿片系、ヘロイン系、コカイン系の麻薬や、日本人が発明した覚醒剤、LSDなどを初めとする合成麻薬は、毒性が強く依存性も強く、誰もがコントロールできなくなるので、どこの国でも違法になっている。

私も若い頃海外旅行していたときに、強いものはしなかったが、弱いものはバックパッカーの集まる宿で一緒にやってみたことがある。ヤバイと思ったので、毒性も依存性も弱いうちに手を出すのを止めた。
それでも、脳に強い印象が残り、何か強い刺激を受けたときはフラッシュバックのように思い出した。
その体験した記憶がきれいになくなるまで数年かかった。

もともと、天才的な学者であるジョン・C・リリィがLSDを使って、脳の謎を研究していた。それはアルタード・ステーツという映画にもなっている。彼はそれからイルカの能力についての研究に入ったが、意識についてのニューエージ的な研究者の先駆者とされている。

彼は研究者だが、音楽家や画家は自分の発想が貧困になってくると、麻薬の力を借りて何かを得ようとする傾向が強い。夢を見るといつもと違う発想が生まれることがあるが、その夢を積極的につくろうとするから。

一般の人は、単に快楽を求めてするのかもしれない。よく言われるのは、シャブをやりながらセックスをすると強烈な快楽を得て、それが忘れがたいものになる。

確かにそうかもしれないが、麻薬を得て快楽を得ていると感じるのは自分の脳だ。
脳内麻薬といわれるエンドルフィンが快楽を作り出しているが、そのエンドルフィンの代わりに麻薬成分が入り快楽を生み出している。そして、快楽を感じるのも脳だ。それらの物質により、電気信号で「ああ気持ちいい」と感じるに過ぎない。

ただ麻薬は脳に入った分だけ反応して、それを抑えることができないからときに死に陥ったりするし、一度刺激を受けた後は次はもっと多くの刺激しか反応しなくなるし、脳内は麻薬が満たされていることが普通になるので常習的になってしまう。その結果、麻薬をとめられなくなってしまう。

発想を変えて、エンドルフィンを感じるセンサーを強くすればいい。
エンドルフィンが少なくても、反応を強くすればいい。

わずかな刺激でも「気持ちいい」と感じればいい。

日常のさまざまな刺激を受けながら生きているけれども、心は平安で穏やかな状態にしておいて、僅かな音色や味、においなどを敏感に感じ取れるようにすればいい。そのための、センサーを敏感なものにしておく。いつも心を平安にしておく。

しょせん、0から100という刺激の量は、0から1と比べて相対的なものでしかないのだから。
微妙な味がする手作りの豆腐を食べたとき、シンプルな豆腐だけれども、宇宙的な味が潜んでいるものだなと思った。

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