ソーシャルゲームというのが流行りつつあるらしい。
ゲームは好きだし、オンラインゲームも楽しい。
でも、RPGは映像が美しくイベントは楽しいけれど、時間がかかってしまう。
FPSという戦うゲームもストレス解消にいいけれど、こちらも気合が入っていないとすぐに負けてしまう。それに精神的な疲れもある。
だけど、それに輪をかけて大変なのが、ソーシャルゲーム。
RPG的要素があったり、SecondLifeのような別の世界があったり、、、現実世界をデフォルメして別の世界で生きることができるというのがこれらのゲームのよさでもある。mixiなどのSNSもソーシャルゲーム的な分野に入ってきた。
なんとなく、1回の人生では物足りなくて、ゲームを通して複数の人生を歩んでみたいなという希望も見える。あのゲームの世界では、容姿端麗だったり、お金持ちだったり、自由を満喫できたり、、、、それって結局、脳に電極をつないだ仮想の世界であるマトリックスというSFにつながないか。
なんとなく、人生の目的は仮想的な世界でエンジョイすることというふうに思えてきた。するとこれまでの政治的・経済的な原理は根底から揺さぶってしまうかもしれない。
ただ残念なのは、ゲームの世界は人工的で単純であること。これがだんだんと複雑になっていって、現実よりも複雑になったところで世界は変わってくるかもしれない。
「現実の世界は遅くてつまらない。仮想的な世界こそ、いろいろなことが実現できそう。」
まだ現実的な世界に未練があるので、Travianという領土拡張ゲームで、ソーシャルゲームってどんなものかなと確かめている。