アップルプルのやまもとかずみちさんから、a-blog cmsの勉強会にこないかと誘いを受けて、今日の午後勉強しに行ってきました。
起業直後に一度訪問したから、多分3年ぐらいぶりです。彼とはパソコン通信のときからの知り合いなので10年以上になります。妻とそのことについて話したら、まだ娘が2歳ぐらいで、奥さまが妊娠していて、妻も日本語がぜんぜんしゃべれませんでした。12年ぐらい前になるますか。
やまもとさんも20代ジムカーナにのめりこんでいて、私もいけいけどんどのときでした。
CMSは最初の仕事から、Xoops、Manbo, Geeklog, Nucleus, MODx, Concrete5いろいろ試してみました。Concrete5 が出る前はMODxが一番自由な表現ができるので一番よかった気がします。Concrete5も先日インストールしてみましたが、悪くない感じ。
それぞれの目的にもよりますが、次のような視点でCMSを判断しています
- 自由に表現できて制約が少ないこと
- 拡張しやすいこと
- 管理しやすいこと
- 使う側にストレスがたまらないこと
- 軽いこと
a-blog cmsは、a-blogも含めて実は初めて触ったのですが(a-blogはなんとかxreaでインストールしてみようと一度やってみた)、
なかなかいいですね。実際にa-blog cmsを使ってコンテンツを作りこんでいくのは以下の手順になります。
- デザイナーが自由にHTMLを記述する。cssなどは自由になる。
- htmlのdivの中に、DSL(a-blog cms独自の言語)を埋め込んでいく
デザイナーの方が、DreamWeaverなどで、全体の構成をつくり、動的に動く部分に、変数を埋めてコンテンツを構成していく。
個人的には、SmartyやerbのようなHTMLにプログラムを埋め込むものを、拡張しているというイメージを受けました。MVCでVがメインになって、裏でModelやControllerが実装されている感じ。
ブログが複数まとめて、CMSを構成しているという見方もあります。
このa-blog cmsは3種類の人の役割をきちんと決めているのかなと思いました。
- デザイナー・設計者 htmlを描く
- 管理者・編集者 パラメーターの内容を書く(動的な部分をフォームで記入)
- 見る人 Webページを見る人
デザイナー・設計者は基本的に、htmlを記述し、cmsの中でパラメーターの初期値を設定します。
管理者・編集者は、(定型フォーム)ブログを描くような形でデータを入れます。
他のCMSは、管理画面でデザインもして編集もしますが、こちらの方がはっきり分かれている感じで、お客さんにとっては専用の編集画面も用意できるのでわかりやすいかな。
値段は、¥52,500~。
無料のCMSもたくさんありますが、サポート込みということだったら、デザイナーには受けがいいんだろうなと思います。無料のCMSでもわからないことがたくさんありますので。ただソースが公開されていないのが心配ですが、アップルプルが名古屋の近くにいるというのがかえって安心なんでしょうね。
もっと高いCMS(数百万もする)がたくさんありますが、高機能な分重くなったりするので、目的に応じて使い分けるのがいいでしょうか。
堅実な経営で着々と成果をあげている。見習わなきゃな。