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社長の人柄かビジョンか

http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20090429/1240974920

オピニオンとビジョン

先日、日本のWeb企業をStupidと言っていた彼が一番問題にしていたのはビジョンの不在であった。

彼等は意見を持ってる。現状への不満や問題点を指摘できる。賢く、能力も高い
けれども、ビジョンがないのだ。ながされるがまま、流行っているものをフラフラと追いかけている。
彼等の多くは、CEOではない別の誰かがたまたま発明したサービスを取り上げただけで、明確なポリシーやビジョンを定めないまま惰性で経営を勧めている。その事実に極めて失望した

耳の痛い話だ。ハイテク企業のCEOはそこで働く優秀なスタッフの人生の貴重な時間を預かっている。
その人生を賭けるだけの値打ちのあるビジョンを提示することが、CEOとしての最低限の責任であるはずじゃないかと、彼は言うのだ。
シリコンバレーでは、多くの場合、会社とはビジョンを指す。
日本では、金融機関の方々は会社のビジョンよりも経営者の人柄を重視する傾向にある。
いざというときに、自殺してでも借金を返してくれそうか、を見るのだと誰かが冗談で言っていたが、確かにシリコンバレーのベンチャーで借金を苦にして自殺したという話はあまり聞こえて来ない
日本では、事業が失敗しても債権は消滅しないことが多い。貸した方が悪いとは絶対に言われないのがこの国のルールである。


昨日のブログでは社長の人柄が最も大切だというのが、日本のベンチャーキャピタルの人の意見だった。

だけど、何かことをなしてやろうというのは、普通の人では難しい気がする。とてつもないことをやろうとか、世の中を変えてやろうかとか、常人ではないような。

しかし、実際のところは普通の人とあまりかわらない人が、ちょっと勇気を持ったり、人はやめろというのを継続して続けたりして、結果的に成功していることが多いようだ。

目先のことだけに振り回されているのではなくて、数年後の遠い目標(IT関係では数年後は遠い先)を揺らがずに進めば、一緒に進んでくれる人が出てくるんだろうと思う。

それが経営理念かな。

起業に必要なリソースはいつも不足している。だから会社はいろいろなリソースを得るために伸びなくてはいけない。だが十分に満たしすぎると、会社としては甘えが入り込み衰退をし始める。適正規模でどうやってやっていくかというほうが、ロケットのように華々しく打ち上げるベンチャーよりもよいと思う。

どんな事業をするどんな会社になるのかというのがビジョンのような気がしないでもない。

たぶん、日本のITベンチャーは生き残るためか、何をするべきか決めていないために、目先をコロコロ変えるところが多いんだろうな。

逆に言えば、アメリカの起業環境とは違って個人に債務を負っているので、どんなことでも会社を倒産させてはいけないということの裏返しなんだろうとも思う。

しょーがないよねー、その環境の中でやっていかなきゃいけないから。