2月
23
2009

スイスアーミーナイフと包丁

スイスアーミーナイフは、万能の道具である。

ナイフだけでなく、のこぎりや、ドライバー、虫眼鏡、ようじ、スプーンなど、1つあれば何でも使える。スイスアーミーという名前だからスイスの軍隊で使われたんだろういけれど、登山で使われたりするんだろう。私もバックパッカーでは2つぐらい持っていた。でも本物は高いので中国製だったりするんだけれど。

中国製といっても馬鹿にしちゃいけない。
ナイフの切れ味はとてもよかった。

ただプロのシェフがレストランで調理をしたり、家庭の主婦が料理をするときは、スイスアーミーナイフを使うよりも、包丁を使うのがいいだろう。プロは包丁をいくつか持ち、素材にあわせて最適な包丁を選ぶだろう。

翻って、コンピューターのデータの扱いはどうだろうかと考えていた。

プログラミング言語の視点もあるけれど、データ連携の視点で考えてみる。

データ連携といえば、EDI(電子データ連携)という話が昔からあったので、新しい話ではない。異種のシステム間でデータのやりとりをしたいという話はとうぜんある。

そのとき、デジュメスタンダード(規格標準化)によりフォーマットが決まり、企業間ではこういった方法でデータをつなぎましょうという話になるのが普通だ。

しかし、IT業界の動きは早い。
規格が決まる段階では、時代遅れになり現状にそぐわないこともある。
レガシーになりつつある仕様が決まったものは、業界団体で規格が決まることもあるが、企業間のものであったり、きっちり契約を交わしていない場合は、決まるまでデータ交換ができないことになる。

そのときは、データベースをSQLでつないだり、XMLによるデータ交換、そしてスクレイピングという方法をとることができる。

その調査をしているときに、引っかかったのが競合であるXMLによるデータ交換パッケージであった。

オールマイティ的な機能があり、ユーザーにとって簡単に設計できるような機能がある。

これはレストランのシェフがレシピを渡して、「こうすればレストランのおいしい料理も簡単にできますよ」と言っている気がする。重いプログラムを載せて何でもできるという万能なものの方がいいのか?もっと軽くて残った材料でさらさらっと作ってくれる、ちょっとした料理人を派遣してくれた方がいいのか?

パッケージソフトがスイスアーミーナイフだったら、個人でちょこちょこっと作る私は出前料理人なのか。

それだけでは不安だなぁ。

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