
でもこういうご時世ですから、ちょっと動いてうまくいくとはいえませんが、なんか動かないと気がすみません。そんなこともあって、自分のお尻を叩いて動いています。とりあえず顔を出して挨拶をしようと。
今日は、久しぶりに起業支援ネットの梅の家に行ってきました。
お昼にちょっとだけ仕事を済ませて、夕方の5時すぎに駆けつけました。
もう1年ぶりぐらいになるでしょうか。
今年の3月に限界を感じていて起業も中断しました。もう誰にも合わせる顔がないと思っていました。だけどこういう時期だからこそ、なんか知恵を振り絞ってと思います。
梅の家は、起業支援ネットが毎月第二土曜日に開いているフォローアップのようなものです。とはいっても、会員が飲み物やお菓子を持参して雑談をするんです。みなさんが取り組んでいるいろいろな話を聞いたり、自分の事業の話をして意見を聞いたり、もうなんでもありです。世話係をしているS先生がいればこそ続いているし、それを支えている人たちが続けてくれているので、ありがたいです。ほぼ1年ぶりですが、いつもいるような感じで受け入れてくださってありがとうございました。
(そういえばFLOSS桜山もそうだった。主催のKさんやみなさんありがとうございました。)
久しぶりに3年前に一緒に机に並べた、一期生のMさんやビッグイッシューをやっているOさんに会えました。
Mさんは起業の学校に入って起業せずに、かつて閉ざした夢が開いて医者を目指しています。医学部の社会人入学は狭き門です。残念ながら3年間は不合格だったけれど、久しぶりに会った顔は開き直っていてつきものがとれた感じでした。
もう3年目だったので諦めようと思っていたけれど、奥さまがもう1年試してみなさいと背中を押してくれたとのこと。試しに就職活動していてサラリーマンに戻るには厳しい状態なので、どうせ厳しい現実に立ち向かうなら自分のやりたいことを目指せばいい、とおっしゃっていました。
その開き直っている状態が、今年こそ医学部に合格するのではないかと思います。いえそういう人間に天使はほほ笑むような気がします(神がかり的ですが)。
Oさんもホームレスたちの就労支援の1つである、路上でのビッグイッシュー販売を応援しています。
http://bigissue.jp/
東京や大阪ではビッグイッシューは広まっていますが、名古屋では今一つ盛り上がっていません。がんばれ、Oさん。
他の方の紹介もしたいのですが、スペースがないのでまた次の機会にご紹介しようと思います。
私が取り組んでいるIT関連の仕事のことを相談しました。
S先生にお話を聞いていただき、帰りの地下鉄の中でもお話ししていただきました。他のかたにも話したんですけれど、迷惑だったかなぁ。
小規模の中小企業を顧客とすることを考えていました。
ただ仕事があったとしても、金額が小さい。こちらとしてはたくさんの件数をこなさなければならなくなる。手間がかかりすぎると、仕事の量に対して対応できる時間が多くかかり、一つあたりの仕事の質が落ちてしまう。
会社の体力的な問題もあり、結局小さな会社を支援するのは無理があるだろう。
それならば、それらの小さな会社を束ねている組合や、束ねているキーパーソンにあうことが大事である。
組合まとめてならば、一定の規模があるから、支援や開発もやりやすくなる。
そのキーパーソンに会って仕事を創るコツを教えてくれました。
同業他社も同じことを既にうまくやっているし、決して簡単ではないですが、自分で市場を見つけるかつくっていくしかないですね。
本当にありがとうございました。
夜は遅くなって、地下鉄が名古屋大学前までしか行きませんでした。
底から自宅までとぼとぼと歩きました。40分ちょっと。
いやぁ、学生時代の20年ぶりですね。こんなことは。懐かしくて、全然辛くなかった。