8月
17
2008

【本】幸せの力 (The pursuit of Happyness)

ウィル・スミスが実の息子と共演した映画「幸せのちから」を見た。
そして、原作本を読んだ。


幸せのちから

この映画が実在の人物の話であり、映画の最後にその人物が登場することでも有名だ。クリス・ガードナーというアフリカ系アメリカ人のアメリカンドリームを手にした男の話である。

大学を卒業せず、コネもなく、お金もなく、シングルファザーとして子育てをしながら、一歩ずつ成功の階段を踏みしめていく。

何かこの本から「成功への手掛かり」でも得られないかなとーーーと思って読んだ。

残念ながら、期待とは全く違った物語であった。
そして映画とも違っていた。

小説の前半のほとんどは、戦後に生まれたアフリカ系アメリカ人の生活について描かれている。差別と貧困、犯罪に巻き込まれそうなところから抜け出てきた、アフリカ系アメリカ人。彼もその一人であったが、その一歩誤ると犯罪者になっていたところをかろうじて抜け出てきた。

こうしてアフリカ系アメリカ人が自分の半生をあけっぴろげに話したことはこれまでなかったのではないだろうか?

彼が犯罪や貧困から逃れることができたのは、
 持前の頭の良さと努力を積み重ねてきたことによるものだ。

それ以外は、積極的にチャンスにアタックしていって、
 それに全霊を傾けたことだった。

唯一彼が成功することになった理由の一つは、他の人が無理だと思う1日200回の電話セールスを自分に課して、それを日々やり遂げてきたことかもしれない。毎日の積み重ねが、わずかながらでも1歩ずつ前進させる。

スポーツでも修練でもそんなことで、王道はないのかも。

残念ながら、成功の手掛かりをつかむところで話は終わっており、そのあとはエピローグでさらっと語られていた。手がかりから先の方が難しいのか、それとも書けない内容なのかなと思った。

Written by in: 楽天日記 |

コメントはまだありません »


コメント&トラックバック




トラックバック URL

コメントのRSS feed