5月
13
2008

たまにはADDの薬抜きで

今日は、息子は薬なしで過ごすことになった。
息子が医師に処方してもらっている薬は、コンサータとテグレトール。息子は ADD(注意はするようなのでADHDよりもADDかな?)とアスペルガー症候群の混じったような広汎性発達障碍のため、しばしば対人トラブルを起こす。医師からは薬による処方だけでなく、心理的トレーニングによる対応を以前から言われていた。この広汎性発達障碍は正確にいうと病気ではないと思う。一種の遺伝的な特質で個性だと思うのだが、何も処方せずほったらかしでいると、人とのトラブルは避けられない。

いつも動いていて、しゃべりっぱなしの多動性。とにかく五月蠅い。口が止まら
ない。そして相手がどんな状況か気にしない。集中して仕事をしているときや目
が離せない状況でも、自分が喋りたければしゃべる。相手が反応しなければ、無
視していると思って手が出てしまうことすらある。そのくせルールには厳しい。
自分がルールを守るかどうかよりも、他人がルールに従っているかどうかを気に
する。

薬は習慣性があるのでできればあげたくないのだが、社会生活を送れないので服
用している。薬なしでは毎日のように学校で友達とトラブルを起こすだろう。土
日祝日の休みのときでお出かけでほかの人とあまりかかわらないとき以外は、薬
をやめよう。また平日でもたまには、薬があるときとないときでどれだけ違うの
か比較するために薬は止めてみようと、医者は話していた。そして夫婦ともに同
意していたつもりだった。

薬を毎日あげるのは妻の役目だった。
医者からは2週間ごとに処方してもらい、土日祝日はときどき薬がない日もある
という前提なので、ゴールデンウィーク後も少し余っているはずだった。ところ
が、薬がない日ができてしまった。ゴールデンウィークによって2週間ごとに医
者の診察を受けるのが少し伸びてしまったら、薬の余裕がなくなってしまったの
だった。

妻には前から休日で自宅にいるときには薬を出さないようにと言っていたのに、
そして本人も承諾していたのになくなったのだった。私は土曜日に仕事に出かけ
たり、朝遅くまで寝ていることがある。(^^; そんなこともあって、まさか休日も毎日薬を与えていると思わなかった。

そして今回薬が切れてしまって、平日に1日薬なしで過ごすことになったことで、妻に注意した。「休みで家にいるときは薬を与えない。その分の薬をストックしておこう。」

ところが、今日は休日でほとんど家にいる状況だった。でも妻は薬を与える。妻に「どうして約束を守れないの?」と尋ねると、「薬を与えないとうるさくて大変じゃない。」「約束はあなたが勝手に言っているだけ。私は同意していない。」という。

妻は昔から自分が納得しないと梃子でも動かないところがあるので、理屈でいっても説得できないことがある。最初は約束していても、自分の都合のよいように曲げることがある。私も妻に協力的でないところもあったが、そのことで朝に少しやりやった。

「わかった。今日は俺が息子を見る。だから薬はなしだ」と妻にいう。
息子に「今日は薬を飲まなくていい。その代り注意しても守れなかったらしばくぞ!」と強権発動した。「何を守ればいいのかわかるか?人の話を聞くこと。人を叩かないこと。余分なことをしゃべらないこと。」といういつも言っている基本的なことだ。

図書館に出かけたり、絨毯をコインランドリーで洗濯したり、買い物をするためにでかけた。案の定、図書館やお店、そして車の中では、ふと気付くと騒いだり、走り回っていた。

何度注意してもそのときはいったん止まるが、数分経つとまた復活する。そのときに「しばくぞ」というと、息子はひるんで止まる。しばらくするとそのことを忘れてしまう。息子も小学校4年生になったので冷静に話しても理解はできる。「薬をいつまでも飲み続けるのは嫌だろう。だから自分で気持ちをコントロールできるように努力しないといかんぞ。」と諭すようにも伝える。

薬を飲んでもまったくおとなしくなるということはない。程度の問題で、薬を飲まない今日は飲んでいるときよりも50%増しぐらいだろうか。息子が幼稚園のときや低学年の時は、注意しても無視したかのように止まらなかった。それに比べればコントロールできるようになったのだが、まだまだ大変である。

私もこんな感じ、妻も頑固、息子もこんな風にそれぞれ欠陥がある。まあそれでもなんとか生きているのは、それぞれ多少ともいいところがあるからだろうか。いつもご迷惑をかけていることを謝りたい。

Written by in: 楽天日記 |

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