11月
17
2007

娘はオープンソース少女に

娘のパソコンが壊れた。
ThinkPad X21である。
私が2年前まで使っていたノートパソコンは、いつも持ち運んで使っていた
ので、バッテリーも本体も下手ってきたので、娘に譲った。それまで3年ぐ
らい使ってきたものである。

データを救出

娘にあげて2年ぐらいたって、とうとう起動もしなくなってしまった。
起動時にブルースクリーンが出て英語のメッセージが出てくる。

起動時にF8のキーを押してセーフモードで起動しようとしても、何をやって
もうまくいかない。

そうか、再インストールか。
CD-ROMドライブもフロッピードライブもないのでどうしよう。
ノートパソコンからハードディスクを取り出し、別のパソコンにUSBでつな
げて直接中身を書き換えようと思った。
他のパソコンにインストールしたWindowsディレクトリを置き換えてしまう
というのはどうだろうか?

問題はNTFSフォーマットの中身は普通見ることができない。
他のパソコンとはシステムのIDもユーザーIDも異なるから、他のユーザーの
ファイルを見ることができない。当たり前だよね。
逆に他のユーザーのファイルを見ることができたら、それはそれでセキュリ
ティ的に問題がある。

かつて、NTFSDOSというプログラムがあった。
Sysinternalという会社で今はMicrosoftが買収してしまったが、そのブログ
ラムを使うと、DOSからNTFSフォーマットの中身を見ることができる。実際
にそれを使ったことがあったが、今はどこを探してもない。NTFS
Professionalというプログラムが市販されているようだがこちらは5万円以
上する。

どうしようと思ったところで、LinuxにNTFSを見ることのできるドライバー
があるという。しかもLinuxのディストリビューションの1つであるUbuntu
7.1は最初から入っているそうだ。

Ubuntu 7.1のCDイメージをダウンロードして、CDをつくる。
パソコンのCD-ROMドライブに入れて起動する。Ubuntuが起動した。
そして、USBでノートパソコンのハードディスクをつなげた。
USBも自動認識する。最近のLinuxはすごい。

ハードディスクの中身を覗くことができた!
一部のファイルは壊れていてコピーはできないが、ノートパソコンの中にあ
る大切なファイルをコピーする。そして書き込むのはWindowsデスクトップ
パソコンのハードディスク。
読み書きができるのか!!

しかも、Windowsネットワークにつながり、そのファイルを他のパソコンの
共有ドライブへコピーした。
またフォルダ名を変えようと思って、なにげなく「半角/全角」キーを押し
たら日本語が入るじゃないか。

これはすごい。
Ubuntuでやっていけるかもしれない。

OS入れ替え

その後、USBでつなげるCD-ROMドライブをあいちベンチャーハウスの事務所から借りて、ノートパソコンでWindows 2000をインストールする。CD-ROMドライブから起動できたが、インストール途中のファイルを転送する
前にブルースクリーンになってしまう。2つの2.5インチのハードディスク
があるが、どちらも同じ症状。

別のパソコンにつなげて、CHKDSK /Fをしてもダメ。
その後一方はフォーマットが51%いったところで止まってしまう。
だめな部分をよけるようにパーティションを区切ってインストールすればい
いかなと思ったが、MBRが壊れているせいかインストールができない。

もう一方のハードディスクはフォーマットはできるが、こちらもMBRが壊れ
ているせいかインストールできない。MBRというのは起動するときの情報が
記述されているハードディスクの領域のことです。

本体のせいかなと思い、UbuntuのCDを入れて起動する。
Live CDといって、ハードディスクなしで起動できるんだ。
きちんと起動した。このUbuntuを起動した状態でUbuntuのOSをハードディス
クへインストールすることができる。

するとフォーマットできて、起動した。

簡単に書いているがどの操作も一つで1時間ぐらいかかるんだよ。
USBも1.1なので転送は遅いしCPUも遅いからね。

結局ThinkPad X21はUbuntuマシンとなった。

翌日娘に事情を話してUbuntuマシンを手渡したが、ふーんといって、今まで
のWindowsのソフトが動かないことを説明した。娘は「何?Windows?」とい
う始末。パソコン=Windowsなんだね。Macすらよくわからない様子。

タブレットが使えないかもしれないが、娘はブラウザ操作がほとんどなので
まあ大丈夫かな。ちょっと遅いと言っているが、、、、

壊れたときにちょうどDellのデスクトップ機が3万円ちょっとで売っていた
ので、「それを買うか?」それとも「会社のパソコンを1ヶ月ぐらい貸そう
か?」と言っていたが、娘はノートパソコンの方が場所がとらないからいい
といっている。じゃあお年玉と貯金で買いなさいということになっていた。

翌日になって妻が「3万円のを買えばいいじゃない!」と言ったが、Dellの
安いのは昨日まで。しばらく娘は、オープンソース少女としてUbuntuを使う
ことになる。

追記:Ubuntuでタブレットが使えるらしい。
Linuxでタブレットを動かす。

Written by in: 楽天日記 |

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