
1シーズンに1回か、半年に1回ぐらい、フィリピンの実家へ不用品を送っ
ているんだ。バリクバヤンボックスと言って、日本の業者が1万1千円で宅
配してくれる。
大きな箱の料金込みで、日本では佐川急便が引き取りに来てくれる。
その後、コンテナに詰められてフィリピンへ運ばれ、さらに地方の妻の実家
へ送られる。
子どもは成長が早いので、子どもが大きくなって着れなくなった服や靴、小
さなときに使っていたおもちゃ、そして新しく買ったプレゼントなどを送る。
妻の兄弟は他に8人、おいやめいの数は26人だったかな。
我が家の子どもよりも小さい子は多いので、それらがいづれかのおいやめい
に使われる。私も太ったので、結婚前のやせたときに着ていた服やジーンズ
なども対象になる。
ただ問題だと思われるのは、不要かどうかの判断だ。
私がまだ使っていた電化製品やパソコンのパーツ、ゲーム類などが、いつの
間にか送られている。「あれっ、どこへいった?無くしたかな?」と思われ
るものが、フィリピンへ行ったとき見つけたことがある。後で取り返したい
と思うほどのことがないのだが、使い古いしたヒゲそり、日本語環境でしか
使えない古いDOSパソコン、小さなゲーム、私のトランクス。
私のトランクスは、使っていたけれどまだ捨てるほどではないというもの
だった。太ってきたので、妻が送ったのだ。
フィリピンは、下着としてのトランクスはないので、義弟がショーツ(短い
ズボン)として使って歩いていた。もちろん、前の口は開いている。
この不要品を送ることは、夜中までごそごそやっているし、間違って不要品
でないものを送る可能性があるし、恥ずかしいものを送ってしまう場合がある。
妻に「やめてくれ」と言ったら、逆ギレされてしまった。
昨日までうまくいっていたのに、脆い関係だな。