今日は終戦記念日。
「耐えがたきを耐え...」で始まる、天皇の玉音放送は毎年どこかの特集
番組でやっているので、戦後世代(そんな言葉は古いか!)の私の耳に響い
ている。
平成生まれの娘が「日本は昔戦争をしていたんだよね」と耳にしたことをい
うと、息子が「へ?」という始末。
「戦争が終わって、僕らが生まれた。戦争を知らない子どもたち?さ?♪」
なんて歌は遠い昔なんだろうな。
私が生まれたのは戦後20年を経った、昭和40年。もの心ついたころに
は、戦争があったのは20年以上前で遠い昔だと思っていた。しかし、今
20年前というのは20代前半の頃だ。そのときの記憶は鮮明に覚えてい
る。だから私がもの心ついたときに、50代ぐらいの大人は鮮明に戦争のこ
とを覚えていたんだろうと思う。そういえば、10歳頃にみたドラマではた
びたび戦中に一緒の部隊にいた人たちが忘年会をするようなドラマがあった。
「田中、鈴木、中村は良く戦った。あいつらが生きていたらな。」
「山田班長、私の命を助けてくれてありがとうございました。」
「しかし、あの憲兵の野郎は許せないよなぁ。」
そして最後に「貴様と俺とは、同期の桜?」という歌を合唱しているシーン
を覚えている。
(名前は姓の多いものを取り上げたので気にしないで)
最近バブルのときの話が映画になったので、私たちのバブル時代はその当時
の戦争とほぼ同じような時期に重なるということかな。
世界中のあちらこちらで戦争が続いている。戦争がなくなるのはいつなんだ
ろうか?人間が喧嘩をする以上、大きな喧嘩である戦争が終わることはない
のであろうか?
8/15が終戦記念日となっているけれど、日本が無条件降伏のポツダム宣言受
託をしたのが、8/10で世界に報道されている。←国民は大本営発表しかしら
ないので知らされぬまま。
そして8/15以後も、中国・ソ連と戦っている。
中国、韓国、北朝鮮は、8/15を戦争に勝った記念日あるいは解放された記念
日としている。
妻の国フィリピンでは、もしやと思ったけれど特にない。フィリピン人には
8/15は特に重要な日ではないようだ。日本から解放されたという日もない。
我が家にとっては、妻のお母さんが生まれたのが1945年8月15日で、
62歳を迎えられた。誕生のときどんな様子だったんだろうか?
Happy Birthday, Mama Mary !!!