6月
28
2007

専心力とワーキングメモリー

経営者用メールマガジン『がんばれ社長!今日のポイント』の本日(6/27)号は
「専心力」という内容だった。私のような不器用な人間こそ活路があるという話
だ。

http://blog.mag2.com/m/log/0000041796/108699350.html

>「専心力」とは、興味関心の対象をどれだけ絞れているかという能
力であり、これは人に不器用であることを要求する。
>器用な生き方をすると、能力や才能を多方面にまき散らす結果になり
やすい。自分を不器用に縛ることこそ立派な才能だと私は思う。

このところのプログラムの開発が思うように進まないのは、このような理由
からだと思う。

なんかいろんなことに手を出している。
開発も未踏を中心にしているが、頼まれた仕事、自分でふと思いついた仕
事。また本も読もうとして途中で止まっている本も多い。技術書だけでな
く、経営書、いろんな本が机の上に積読されている。いろいろなところに手
を出している。それに毎日の育児、家事、そして引越しのこと。

それが悪いとはいえない。経営者はそうやっていろいろなところに手を出し
て、決断を一つ一つしていくのが仕事だ。たぶんそれを消化し切れていない
現状があるのだろうと思う。

しかし、その結果脳のなかでどんなことが起きているか考察してみる。

ワーキングメモリーという認知心理学の考え方がある。人間が行動するとき
に一時的に作業用に使える記憶部分のことだ。心理学で言う短期記憶、長期
記憶の一部と考えられているがまだよくわからない部分がある(短期記憶は
一夜漬けで覚えることができる記憶、長期記憶は数ヶ月、数年覚えて入れる
記憶のことをいう)。
脳が一時的に意識の中で蓄えているのは、ごくわずかだという。
だいたい、7つの言葉が瞬間的に頭の中に入っているだけ、それを
"マジカックナンバー7"と言ったと思う。子どもや老人は4つぐらいで、訓
練によって増やすことができる。

10年以上前に学んだことなのでうすらぼんやりと覚えているだけだが。
言葉7つだけだが、1つの言葉を抽象化してそれが複数の意味を代表する概
念としたときに、その覚える総量はさらに拡大する。

例えば、前の道を気にしながら自転車をこぎ、イヤホンで音楽を聴いて、今
晩のおかずに思いをはせる。など無意識に同時にいくつかやってしまう。

自転車に乗れるようになるまでは、足や手の動作、身体のバランスを取るこ
と1つ1つを気にしながらやっていた。そのときは音楽を聴くことも今晩の
おかずのことを考えることができなかったことだ。それは足の筋肉1つに1
つのセンサーが対応して、手の筋肉1つに1つのセンサーが対応して、7つ
の言葉に対しての7つのセンサーとなるからだ。

自転車に慣れてくれば、いくつかのセンサーは1つのセンサーとなる。そん
な感じで、1つのセンサーが無意識にある複数のセンサーに対応すれば、
ワーキングメモリーで使うデータの節約になる。

自転車や車に乗っていると、気付かずにあっという間に家に帰ってきてし
まったということがあるが、センサーはほとんど使わずにたどり着いてし
たったというわけだ。ただそのときいつもと違うこと、事故にあったり、救
急車が来たり、渋滞に巻き込まれたら、途端に他ごとができない状態となる。

話は戻って、プログラムを作るときは、やはりこのワーキングメモリーを全
て開発のことを考えていなければ思うようにいいアイディアが出てこないと
思う。専心力だ。頭の中がプログラムやアルゴリズムに満たされていないと
いけない。気がかりなことがあったり、突然の電話があったりすると、その
分だけブレーキがかかってしまう。

その逆に1つのことに囚われすぎると全体が見えなくなり、やはりこれも行
き詰まったりすることもある。

とりあえずソフトウェア開発に関することに絞って、頭をコンピューターだ
けの活性化している情報だけにしようかな?。寝てもさめてもプログラミン
グというように。そうしないと、専心力の話のように良い結果がでないかも
しれない。
あまりいろいろなことを手がけるよりも、やっぱり一つのことに専念かな。

能力×専心力 = 結果 

まずは本も経営書を遠ざけて、技術書だけに絞って読むようにするかなぁ。
そのあたりのバランスも重要なんだろうと思う。

Written by in: 楽天日記 |

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