5月
25
2007

ソフトウェア技術者出て来い!

宋 文洲さんのブログを読んでいます。

長男「セイゾウ」が
そのお下がりを弟たちに着せる
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070515/124837/

驚きましたが、会社の時価総額のトップ50は30年前とほとんど変わらないん
ですね。唯一ソフトバンクが入ってきたとか。
企業の寿命は30年だという一般的な説があるのですが、それは成り立たない
ようです。

えっ、ちょっと待てよ。

30年前とは今とは社会情勢は全然違います。

冷戦は終結して、ソ連とアメリカという対抗軸はなくなりました。
アメリカ第一主義というのもなくなって、アジアやEUが台頭してきました。
ライフスタイルも変わってきています。今は欲しいものがない時代です。
女性も社会に進出してきました。

それなのに、30年前の企業と同じなんて。

なぜ?

日本は社会主義だから...(実質)

優秀な若者が大企業に入り、社内変革を伴いながらがんばっているせいで
しょう。

それはそれでいいでしょう。
でも、企業は成功体験は身を滅ぼします。過去に成功したことに溺れると、
それで将来同じことをしようとして失敗します。

宋さんも書いておりますが、ソフトウェア技術者は欧米に比べて低い賃金で
す。高い技術を持ち、絶えず勉強を強いられながらも、仕事の成果は人月に
縛られます。報酬は仕事の成果ではなくて、その人の作業時間に寄ります。

ソフトの成果はできる人とできない人では、100倍、1000倍も違います。と
ころが報酬は2倍の差はあり得ません。他の要素を鑑みても差がありすぎま
す。欧米では1000万円ぐらいのプログラマーはごろごろいて、その仕事に誇
りを持っています。

日本ではプログラマーというと、SEの下にいる「言われたことをする」コー
ダーに過ぎません。上からの「言われたこと」が能力なければ、それ以上の
ものは作りようがありません。

プログラムを作るのは製造業ではありません。創造と設計が伴い、そこにプ
ログラムを書く技術能力が重なります。アーティストです。

日本で能力が高い人はどこにいるかといえば、以下の3つです。

1. シリコンバレー
2. 大企業の中に埋もれている
3. ほんもののITベンチャー(技術力あるところね)

たぶん1,2は年収1000万円以上でしょう。1は海外に優秀な人が出て行き、2
はソフトをつくるという能力が埋もれて管理業務をやっています。

それでは、明日のソフトウェア業界はどうなっちゃうんだろう。

大企業には有名でない優秀な人がたくさんいると思います。高い報酬を捨て
て、ベンチャーとしてチャレンジしてほしい!というのが私の切なる願いです。

>今月10日にスイスの有力ビジネススクール、IMDが発表した「2007年世界
競争力年鑑」によると、日本の競争力がまた下がって24位になったそうで
す。その順位を引っ張った大きな要因の1つが「経営者の企業家精神」の低
さでした(53位)。

日本は世界からはこう見られています。
世界を相手に競争力のない国だと。今は良くても10年後、20年後はダメにな
ると。

それは優秀な若者が、官僚になったり大企業の社員になって保守的になるか
らです。イギリスでは、優秀な若者こそ現状に甘んじず、進んで世の中を変
えていく革新的なことをしていくそうです。

私も日本がダメだったら、フィリピンへ行こうかな...(冗談)

Written by in: 楽天日記 | タグ:

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