5月
14
2007

未踏のキックオフで発表

東京で畑・松原合同キックオフがありました。

朝5時過ぎに奥さんに起こしてもらい、車に乗って会社まで行きました。会
社から東京へ行きました。

場所は品川のイーストワンビルの会議室。

一人30分のプレゼンで10分の質疑応答があります。
前半が畑PMの採択者のプレゼン、後半が松原PMの採択者のプレゼンです。詳
細はIPAのHPに載ると思うので、詳しくは触れませんが以下のようなもので
した。

(1) 動的仮想世界でのコミュニティ形成を軸とするネットゲームの開発

MMORPGで経験値を積んでいくのではない、仮想世界で強力することでいろい
ろ楽しめるオンラインゲームを作るというものでした。
娘が時々楽しんでいる、HaboHotelをもっと動的に動かすようなものだと思
います。

(2) 宣言的アプローチによるJavaScriptマッシュアップエンジンの開発

クライアントのJavaScriptで動くマッシュアップエンジンです。
Plaggerが競合になりますが、クライアントサイドの有利な点を活かそうと
いうものです。XmlHttpだと一つのサーバーしかアクセスできなかったと思
いますが、Jasonpだと複数のサーバーからデータを取得できるそうです。知
りませんでした。
Ajaxを多用してWindows環境を作っているところは見事でした。最近の
JavaScriptライブラリを使うといろいろなことができるんですね。不勉強です。

情報のマッシュアップに関して似ているところがあり驚きました。

(3) オブジェクト管理API及び簡単システム構築UIの開発

これまでの仕事の経験から企業内で使うシステムは、全てオブジェクト管理
をすることで単純化できるという考え方です。そのオブジェクトにアクセス
できるところで、システムの柔軟な対応やシステムの移行がしやすいという
ものです。

オブジェクト指向データベースとアプリケーションサーバーが一緒になっ
て、使いやすくするものを目指しているようです。なんとなく便利そうです
が、難しくて複雑なシステムまでは理解できそうにありません。

10年くらいまでは最新の技術を何でも追っていた気がするのですが、もうつ
いていけないのかな・・・・

(4) フレームを活用したスクレイピングによるマッシュアップ支援ツール

私です。プレゼンも前回の焼き直し、デモもやっとAjaxが動く程度。
疲れが出て頭が働きません。コーヒーも飲んで目を覚まそうとしたのです
が、、、笑いを取ろうとか冗談を言おうとか、そんな余裕もあまりなかっ
た。まあ内容については発表できるものは現段階ではないので語らないこと
にしましょう。

(5) 問い合わせ学習を用いた自動操作ソフトウェア「子猫の手」の開発

刈谷のデンソーの社員の方で同じ愛知県出身ですが、休職が認められずを辞
職するそうです。パソコンの自動化ソフトです。

これまで自動化ソフトはたくさんあったと思いますが、新しい挑戦です。
プログラマーとしてもハードを作る能力の高い方だと思うので、どんな新し
い発想が出るか楽しみです。

10年以上前に、MacintoshでQuicKeyやUserLandの自動化ソフトがあったこと
はあったんですが、それに負けず劣らずいいものをつくってください。

——————————————————————-
ここからは松原PMの採択者

(6) Ruby-Flashネットゲーム通信フレームワークの開発

オンラインゲームをつくるレベルを下げるために、クライアント側に
Flash、サーバー側にRuby on Railsを使うという話でした。ゲーム機やパソ
コンにもオンラインゲームのミドルウェアはありますが、敷居が高い。

専門学校の先生もやっているそうで、オンラインゲームをつくるのを学ぶた
めの教材になったり、少人数で多品種のオンラインゲームをつくるのに適し
ているかもしれないと思いました。

難点はRuby on Railsは、オンラインゲームのサーバーとして向いているか
どうかも鍵だそうです。Ruby on Railsを教えて欲しい!

(7) 身体で操るバランスボール型インターフェースシステムの開発

全く違う発想で盛り上がりました。
Wiiのリモコンについては話題になりましたが、椅子の代わりに使っている
バランスボールをユーザーインターフェースとして使えないかとして、既に
テスト用としてはできていて実用に向けていろいろやっていました。

引きこもりが運動して健康になったり、メタボリック症候群の運動解消にな
りそうですが、このボールを使って何ができるか考えるのがおもしろいです
ね。こういった発想はプログラマーはなかなか出てきません。

美術系の女性+男性という組み合わせは、同じベンチャーハウスにいるMさ
ん+Sさんと似ているなと思いました。

最後に、畑PMと松原PMから講評がありました。

畑PMからは、「未踏採択の傾向と対策」という題で、未踏に採択されるには
どうすればいいかということを全PMを踏まえて話されていました。
ここでは書けませんが、受験での「傾向と対策」を考えればおのずと出てくると思います。
私は10倍近い倍率を通ったのでラッキーだったかもしれません。

PMの興味のあるところが大事だと思いますが、自分の興味を歪めてまで未踏に
応募する必要はないと思います。

松原PMはこの6月からゲーム会社コーエーの社長に昇格するということで、経歴と
ゲーム業界について話をしていただきました。松原PMは品がありそつない優等生
の感じです。私としては何か遺伝的に違うようなできの良さでした。アンダーセンに
いた頃にお会いした人たちと似ています。ただギラギラさがなくて品が良かったです。

その後、6時から懇親会を1階の居酒屋で行いました。
無礼講ということで通常話せないことを話そうということになったんです
が、海外放浪やフィリピン妻の話をすると他の人との共通項がないので話し
ませんでした。やっぱりスポーツとか音楽とか、共通の話題がないと厳しい
ですね。
勝手気ままに生きてきたことが話題にならなくて辛いですが、その話をすると
浮いてしまうこと必須なので止めておこう。

でも今日の話を聞いてみると、みんな優秀です。
プログラマーとしては、私が一番能力が低いでしょう。
PMを始めお知り合いになることができたので、それだけでもうれしいです。
本当に最後のチャンスだから、なんとかしがみついていきたいなと思います。
(たくさんのチャンスを捨ててしまっていたので…orz)

プレゼンもみなさん上手で、パワーポイント資料もデザインが凝っていまし
た。私はといえば、デモ作成に手間取って疲れきってしまいました。そし
て、「どうせ技術はわかってもらえない」という意思が出てくるようなプレ
ゼンだったと思います。いやあ今にして思えば、よく未踏が通ったと思います。

みなさん大丈夫です。こんな私が未踏に通ったのであなたは大丈夫です。

ここ10年くらいずっと疲れきっている感じがする。
30歳までは頭が冴えていて何でもできそうな気がしていたが、今はぼやっと
霧の中で考えている感じ。自分が20代のときだったら未踏ぐらい楽勝だった
と思う。あの時がピークだったのかもしれないが、今はプログラミング自体
が楽しいと思えるので、それはそれでいいか。

へたれなところを書いちゃうけど、日々の結婚生活のせいか、妻や家族の愛
情に現を抜かしているのせいか。ときどき、頭の中にある霧が晴れるときが
あるので、そういうときならばなんとか他の採択者に追いつけそうな気がする。
(友人に話したら大丈夫だよと言ってくれましたが)

スクレイピングはモダンなシステム対応を狙っていたのだが、やはり畑PMの
いうとおり、古い人間は古いなりにレガシーなシステム対応のものを作って
いくのが確実かな。企業内システムのシンプルなWeb画面を正確に把握
していける方を狙おうと思います。

(今日発表した内容を書いてもいいんだよね>未踏の方)

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