4月
17
2007

未踏ソフトウェアに採択されました

2007年第1期未踏ソフトウェア創造事業に正式に採択されました。

http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2007mito1/koubokekka.html#hata
2007年第1期未踏ソフトウェア創造事業 公募結果

畑 慎也 PM
5 大橋  猛
フレームを活用したスクレイピングによるマッシュアップ支援ツール

キーワードを3つ重ねました
・フレーム
・スクレイピング
・マッシュアップ

マッシュアップとは、複数のWebページから情報を組み合わせて、付加価値
をつけた情報を提供すること。いま流行りなので、わかりやすい言葉として
選んだ。

スクレイピングとは、Webページから情報を取り出すこと。HTMLからExcelな
どのデータに変換すること。

フレームは、人工知能の考え方を取り込んだ私オリジナルの提案で他者との
違いを出したものだ。

フレームとは、人工知能の研究者マービン・ミンスキーが提唱した考え方で
ある。私たち人間が物事を理解するとき、スロットと呼ばれる一つ一つの事
象が成立したときに、その枠組みが理解できるのではないかという考えであ
る。例えば、鉛筆というものを理解するとは、鉛筆の形、大きさ、木と黒鉛
からできていること、類似のものに万年筆やボールペン、シャープペンがあ
り、人が紙の上で書くときに使う道具であると捉える。その逆もまた真であ
る。そういったそれぞれの事象の意味的ネットワークが脳の中に形成されて
いるのではないかという考えである。

かつて人工知能を学び、人工知能で研究者兼事業家としてやっていきたいと
思っていたが、自分の人生がなかなか思うようにならなかった。また人工知
能の分野も水面下でほとんど進展せずにいた。人間を理解するという認知科
学分野は調査・実験が進んでいるが、それを構築するという人工知能分野は
大きなブレークスルーを得ていない。

実は未踏は3度落ちている。本当に私は不器用なので、準備万端に一度でと
いうことができない。大学も浪人しているし、留年しているし、仕事もよく
変わっている。
最初は未踏というものがよくわからず、構想だけで出して落ちた。
2回目は1年前で、プレゼンまでいったが、具体的な構想に欠けたのだろ
う。落ちてしまった。他の人のことを悪く言いたくはないが、他の提案が採
択されて自分のが落ちたのがショックだった。
前回となる3回目は、そのショックと先行き不透明なことが辛くなり、自分
の最終目標に近い提案を出した。一人の先生はおもしろくないと軽い返事を
いただいたが、もう一人の先生は「おもしろいが具体性がない」という返事
で書類選考に落ちた。

今回は実は2回目の提案と基本的なことは変わらない。
具体的なところに掘り下げ、実現可能性をうたい、誰もが(技術者ならば)
興味を持つような表現にした。そしてその実現の波及効果を強くアピールした。

しかし、採択通知が来るまで不安だった。
これでダメだったら大きな針路変更をすることになる。
ただ時を同じくして自分の活動の方針を変えていこう。
今までは自分の理想とするものだけを目指そうとしていたが、自分から他の
人の理想に飛び込もうとしている。そういう努力をすると、不思議といろい
ろな人とのコミュニケーションがとれるようになり、小さな仕事から沸いて
出てくる。
未踏に採択されなくても、なんとかなるかなと思っていた。
今は未踏も含め、日々の交流の中で毎日刺激的な日々を送りつつある。何よ
りも毎日頭をひねって考えていて、それが役立つという充実感がうれしい。

当初、未踏に応募したのは、安定した収入の確保と名前が売れることの広報
の意味があった、今はそれよりも同じような考えをもつクリエーター・プロ
グラマーたちとの切磋琢磨をする交流とPMたちとのつながりを持つことがう
れしい。

もし未踏に落ちるとしたら、その原因はなんであろうか考えていた。
具体的なところに落とし込んだため、創造的なアイディアが消えてしまった
とこだろうか?技術者ならばわかりやすい表現にしたため、自分でも創造性
があまりみられないところだろうか?

私は他の同じものを作るのがもともと好きではないので、一味二味違うもの
を必ず作りたいと思う。単なるフレームやマッシュアップではなくて、どん
な味付け(隠し味)をしていけるか楽しみである。
< 終>

Written by in: 楽天日記 | タグ:

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