4月
13
2007

ブログにはだんだんと書けなくなる

昨日のブログは一部削除させていただきました。

利害関係者の方にはメールをお送りしておりますし、影で応援してくださっ
ている方に報告したかったという純粋な気持ちで書きました。
その日の夜に、事務局が私だけでなく全員に対して発表を控えるようにとい
う通達があったので、タイミングがずれたのですが、すぐに削除させていた
だきました。

私の息子は小学校3年生ですが、本当のことを平気でいいます。
相手のことを傷つけることでもいいます。成長していけば、相手のことを気
遣うことをして、就職でもすれば苦手な相手とも一緒にやっていかなければ
ならないので、一緒にやっていくという術を学んでいくでしょう。
(息子の場合は相手の気持ちを理解するということが、普通の人以上に苦手
なんですけれども、徐々に身につけていくと思います。)

「裸の王様」という有名な童話があります。
真実を語ると罪になるため、誰もが本当のことを言いません。

Webというものができ誰でも世界に向かって発言することができ、ブログと
いうツールがそれを簡易にさせました。私は本が大好きですが、ブログを読
むのも大好きです。ブログは本に比べて、不完全な情報や中身です。でも、
脚色のない真実が埋もれていて、それを見つけたときのうれしさは例えよう
がありません。

本の場合は「読みやすく」する編集という作業が入って、よい情報というこ
とがありますが、緊張感や新鮮さを感じることはできません。

テレビ番組は、見る人が広範囲にわたっているので利害関係に注意しすぎ
て、当たり障りのないものになっています。NHKスペシャルという番組があ
りますが、元ディレクターの人が放送するまでに50回ものチェックが入ると
いっていました。そのチェックで差別用語や問題となるものを、どんどん
カットしていくんだそうです。

私はその過程で、真実は埋もれ、公然の事実だけが残るような気がします。
真実と100人いれば100とおりの真実があり、事実は報道されたもの1つで
す。それぞれの人がみている真実を、利害関係者があり、差別表現を減らし
というところでカットされていては、本当のことを伝えることは難しいで
しょう。放送時間や紙面という制約があるのはしかたないことですが、その
分報道のネット配信にも期待するところはあるのですが、体制が変わらない
ため同じことをしているにすぎません。

このブログの意図は、独立してやっていこうとする人物を残そうと思ったか
らです。シンプルなIT独立記としたいところですが、私の妻がフィリピン人
だとか子どもが発達障碍を持っているというところと切り離して考えること
ができないため、妻のことや子どものことも書いています。

妻からはときどき「あまりプライベートなことは書くな」と小言を言われて
いますが、周辺のことも情報がないと私の一部の行動の理由がいえません。
辛いという気分を書けば、マイナスのオーラーが伝わって読む人の気分を害
するでしょう。今回のときのように幸せを感じることを書けば、やっかみや
妬みもあるかもしれません。本当は何も発言せずに、黙々とやったほうがい
いかもしれません。

私はこう思います。
オープンソースという、ソフトを無償で提供する流れがうまれたときに時代
は一つ変わったんだと感じました。

お互いに共有するという社会主義や共産主義は理想はいいのだが、旧ソ連や
中国を見ていると結局は人が人の上に立って虐げるという構造は変わりませ
んでした。人間の限界だと思っています。

ただ「お互いさま」という言葉にあるとおり、お互いに助け合うということ
は日本の村社会に基づく考え方であり、キリスト教でもイスラム教でも助け
合いの精神はあります。オープンソースは自分ができることを提供すれば、
自分が困っているときに助けてもらえるというソフトの話です。

ほとんどのケースでは、無料のソフトを使うことができるというところだけ
の話が進んでいますが、それではこのオープンソースは破綻します。呼吸す
るときは、まず肺の空気を吐かなければ吸うことができません。同じように
オープンソースを誰かが提供しなければ、入ってきません。

私もたいしたプログラムをつくることができるわけではありませんが、使っ
てみての感想やバグ報告ぐらいはできるかもしれません。使い方のわからな
い人に教えることができるかもしれません。そういった活動を少しずつして
いくことで、ちょっとはオープンソースに貢献できたかなと思います。

ただ一方で資本主義社会で生きていますので、お金を稼いで生きていかねば
なりません。お客さんのために働いて、それがお客さんにとって価値を生み
出せば、お金をいただくという循環に参加しなくてはなりません。

お金をいただけばしがらみが生まれます。
しがらみが生まれれば、利害関係になります。いままでこのブログはオープ
ンソースのように書いてきましたが(ときにはストレス解消でぶつけてきた
こともありましたが)、このブログでも書きたいんだけれど書けないことが
増えてきて、当たり障りのないことしか書けなくなるかもしれません。

本当は「書けない」ことの方が情報価値があるんですけれどね。今の世の中
ではいたし方ないのかもしれません。せいぜい後日談として美化して発表す
るしかなくなってしまいます。

たぶんオープンソースのような相互扶助と資本主義がバランスをとって、一
番落ち着きやすいところを探りあいながら進んでいくことになると思います。

私個人としては、こういったいいことの後は必ず台風が襲ってきますので、
今は台風に巻き込まれながらプログラムをしこしこと作っております。

Written by in: 楽天日記 | タグ:

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