4月
07
2007

Googleのエクソダス

「Googleで家探し」が可能に

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/06/news015.html

Googleの検索エンジンから不動産を探そうとするようなキーワードを入れ
る。するとそれが不動産を探しているかどうか確認すると、不動産用の検索
エンジンに変わって、場所や間取りなどの検索をすることができるようにな
るそうだ。

比較的小さなニュースであまり話題になっていないが、、、、、

私個人にとっては大きなニュース。

Googleはキーワードによる単純な検索エンジンから、セマンティックスへの
検索に乗り出したか?

単純に不動産用の検索エンジンを作ったのか、これが汎用的な検索エンジン
に一歩踏み出したのかまだわからないが、後者だったらおそるべし。

価格コムのような商品の値段検索、スーパーの野菜の値段検索、、、、ホテ
ルの宿泊費、その他、数字になっているものはすべて進んでいくかもしれない。

Googleは情報をすべて占有するということはしないだろうが、インターネットを巨大なデータベースとすれば、そのデータを徐々に整備していくということを
考えている。その先には文脈理解があるとするとその使い方をよく知った人が使うと恐ろしい。

たとえばホテルの宿泊費の検索ができてしまえば、楽天トラベルなどのサイトの目的の半分は達成する。あとは予約するだけだ。予約のシステムはホテルが用意すればよい。ホテルの予約はどこも似たり寄ったりなので、ASPにすればどこも同じとなる。

そんなことがひとつずつ進んでいけば、フラット化に拍車がかかる。世界はますます平坦になっていき、世界はひとつの市場になる。

勝手な思い付きだろうか?

もし本当だったら、誰もが予想しなかった世界になる可能性がある。
150年前、江戸時代の鎖国政策で士農工商という身分制度に鬱積していた時代に、突然開国文明開化の時代が訪れた。

身分制度は崩壊して、藩がなくなり日本という一つの国になった。
それと同じようなことが、世界をまたがって起こりつつある。

隣の国に行くのに時間がかかっていたのが、インターネットなどで一瞬で通信と情報の交流ができる。言語の違いも、もはや英語という標準語だ。

薩摩弁しかしゃべれない人がほかの都道府県でやっていくのが大変だが、東京弁をしゃべることができれば日本国中で通じるのと同じだ。文化だって、東北と九州では違うだろう。それがちょっと広がったのが世界だ。

価値観の相違はあるが、私が世界中をまわったところ、思ったほど相違はなかった。人は寝て起きて、食べて、セックスをしてという基本的な行動をしている。それに気候や環境などが絡んで特異性を持っているにすぎない。

コンピューターのプログラムを作るときも、かつては日本とアメリカ、欧州では言語を変換するだけでも大変だったが、その敷居も徐々に低くなっている(まだ大変だが昔ほどではない)。

Googleがやろうとしていることはまずローカルでフラット化させて、それがほぼ同じやり方でグローバルでフラット化させている。

各国で上位1%にいる優秀な若者が、お金をもって自由にやろうとしている。村上龍は「希望の国のエクソダス」という小説を書いた。優秀な若者が大人社会に見切りをつけ、大人の社会とは異なる自分たちの理想の社会をつくるという話だ。これは今にして思えば、日本のローカルの発想から出てきた夢物語だ。Googleのような世界市場を見ているものにとっては、世界以外に逃げるところはない。世界を変えていくことが、彼らのエクソダスだと思う。

なんて思っているなら、自分でやらなきゃ。
スイスイスーダラダッタ スラスラスーイ

Written by in: 楽天日記 |

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