3月
14
2007

【本】生きてこそ + 【本】死んではいけない

「経営が失敗して自殺を食い止める」2冊の本を続けて読んでいる。前者は
読み終えたけれど、後者はまだ途中なんだけれどね。

どちらも、事業に失敗して、夜逃げ、倒産をした中小企業経営者が自殺だけ
は食い止めようとする団体の主催者が書いた本です。どちらも、起業してう
まくいったことがあったけれども、やがて倒産させている。だから倒産する
人の気持ちも共感できるし、自殺だけは食い止めるように努力することがで
きるかもしれない。

ただ経営者の話を聞くだけ。
必要があれば弁護士を紹介したり、自己破産、倒産、整理についての話をする。
もし生命保険に入っていたらそれを解約させて、自殺の動機にさせないよう
にする。


書名: 生きてこそ?もう一度、“幸”つかむまで
著者: 野口 誠一
出版: すばる舎
定価: 1,400円+税
ISBN4-88399-385-X


書名: 死んではいけない?経営者の自殺防止最前線
著者: 佐藤 久男
出版: ゆいぽおと
定価: 1,500円+税
ISBN4-87758-408-0

そう、会社を倒産させた経営者は経営者として落第です。
しかし経営は難しくそんなに生易しいものではありません。
いつの間にか、会社が大きく成長してその人物の器を超えたところで、ある
事件をきっかけに経営が傾いたのかもしれません。
世の中が変わっている状況に、会社が適応できなかったところが問題なのか
もしれません。

私は倒産するときに自分はどうするべきかということを考えながら読みまし
た。倒産ということを考えると、その方向へ引っ張られてしまうから、考え
ることすらしないほうがいいかもしれません。

しかし、会社というのは倒産するものです。
何百年続いた老舗があるのはすごいことだと思います。しかし一方で事業は
世の中の環境にあって存在するものです。鉱業、繊維業の多くは倒産しまし
た。今生き残っているのは事業内容を環境に合うように変えています。人が
やがて死ぬように会社も死にます。

ただ会社が倒産するからといって、自殺する必要はありません。
本では自殺はよくよく考えて自殺するというよりも、追い込まれて追い込ま
れて鬱になったときに、ふと気の迷いで自殺してしまうことが多いそうです。

毎年3万人が自殺します。自殺予備軍はその10倍、30万人が自殺しよう
とします。

自殺に追い込む理由の一つが保証人制度かもしれません。連帯保証をしてい
た人が破産したり、夜逃げをすると、突然債務を負ってしまう。

こういう保証人制度こそグローバル化するべきでしょう。

世界中で借金が返せなくて自殺するのは、韓国人と日本人ぐらいです。
その理由の一つには古来からの儒教的な思想があるのかもしれません。
武士の葉隠の思想に「死んで責任をとる」という考えがあります。また江戸
時代には五人組制度があり、連帯責任をとっていました。

「連帯保証人」「根保証」という保証人制度は、日本独自の制度です。法律
でこの制度を禁止することができれば自殺することはないのではないか。

借金の踏み倒しについては、日本は借りる方が悪いのですが、世界の常識と
しては貸したほうが悪いんだそうです。お金を貸して利息を取るという営業
行為につきもののリスクと考えているようです。

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/p/52/
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Written by in: 楽天日記 |

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