3月
13
2007

ソロモン・ドルフィン・センター

「ポカポカ地球家族」を観た。今週はソロモン諸島で、ドルフィンセンター
を営んでいる日本人家族。(調べてみたらご主人はダグラスさんで、アメリ
カ国籍の日系人なのかな?)

番組では果たしてこのビジネスはうまくいくのかな?テレビを見ながらずっ
と疑問を持っていた。
「奥さんの顔が辛そうに見えた」

文明とは程遠い不便な生活を営んでいる。
電気もガスも水道もない。
自家発電はあっても燃料となるガソリンを買わなくてはいけない。ガスもプ
ロパンガスを買わなくてはいけない。

ココナッツの殻を乾かしたものを使って、火を起こす。芋や魚以外のもの
は、おそらくオーストラリアから輸入したものなので値段が高い。食事の味
付けも、芋と魚を焼いたり、ふかしたりして、海の塩で味付けするシンプル
なもの。傍目にはのんびりしているように映るかもしれないが、肉体労働の
割りに報われない。

野菜やフルーツは年中取れるし、いざというときには近所の人が助けてくれ
る。餓死することはないが、病気になったときはどうしようもない。

隣で見ていた妻は、フィリピンにいるときに似たような生活をしていたから
二度とごめんという。私も妻の家に滞在したことがあるから、それはわか
る。日本で言えば山や海のバンガロー生活。

2,3日、いや一週間ぐらいは楽しい。
でも1ヶ月、1年となるとね、相当な度胸がいるよ。1年もいれば麻痺して
しまうかもしれないが、1年後にビザの更新をするときに思い知らされる。
えっ、何で私がここにいなきゃいけないの?

http://www.carabiner.co.jp/sdc/

たぶん奥さんの両親がこの番組を見たらいうだろうな。

「お前たちは好きで選んだ道だからいい。だけど、子どもはどうするんだ。
子どもの将来はソロモンで生きていくのか?
もう十分やったから、日本へ戻って来い。今の歳ならなんとかなる。生活費
も少し手伝ってやる。」

妻はフィリピンのボホール出身。妻とはリゾートがあるアロナビーチのホテ
ルで働いているときに出会った。

フィリピンは英語が通じるせいか、旧宗主国のアメリカ人だけでなくドイ
ツ、スイス、フランス人も移住してきている人が多い。スペイン系は今でも
社会の上部におり、福建省から100年ほど前から移住してきている華僑、今
は日本人、台湾人、インド人なども移住してきている。

妻と結婚したとき、日本で生活するべきかフィリピンで生活するべきか悩ん
だ。万一、妻の日本行きのビザが下りない場合は、フィリピンで仕事を探し
て生活することになるかもしれないと思った。スクーバダイビングをするた
めにフィリピンへ行ったのでダイビングのガイドをするか、コンピューター
関連の仕事をするかと思った。

アロナビーチではドイツ人やフランス人がガイドをしていた。彼らは英語を
含めて数カ国語を話していた。アロナビーチでフィリピン女性と結婚して生
活をしていた。小さなかわいい子どももいた。

私の場合は英語はたどたどしいし、日本語以外はできない。日本人相手のガ
イドしかない。これでやっていけるのだろうか?日本人がたくさん来るセブ
ならともかく、アロナビーチでは厳しいかもしれない。

マニラでコンピューター関連の仕事をするという話もあった。進出している
日本企業に対しての仕事で、月10万円。同じ仕事をしているフィリピン人
は3万円ぐらいだから3倍以上。

私はその現実に慄き諦めた。妻も日本行きのビザは拍子抜けに簡単に取得で
きたからその話は頭から消えていた。

夢を追求するのはいいんだけれど、果たしてやっていけるんだろうか?ご主
人は英語ができるようなので、アメリカやオーストラリア、東南アジアへ宣
伝してお客さんを呼ぶのはどうだろうか?

妻が隣で言う。
「あんたが偉そうに言うな。まず自分の方をしっかりやって。」

Written by in: 楽天日記 | タグ: ,

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