2月
04
2007

なぜブログを書くのか

ブログを書き始めてほぼ2年が経ちました。
ベンチャー企業を退職してからも2年です。

ベンチャー企業を辞めることを伝えてから書き始めています。会社を辞めた
ときは、正直何をやろうと気長に考えていました。銀行口座に1200万円
ある。妻もいくらか貯金している。家も古いマンションながら、かき集めれ
ば2000万円ほどある。なんとか3年は持つだろうと思っていました。
フィリピンには妻の別荘もあるんですから。

なんて気楽に思っていたら2年経ってしまいました。
もうすぐ確定申告ですが、こりゃひどい。

事務所の家賃と交通費で軽く100万円超えています。
その他パソコンやいろいろ経費で260万円ほど(妻への給与が103万円
も服む)。一方、収入は200万円弱。

青色申告控除や基礎控除、保険等の控除も必要ありません。70万円ほどの
赤字なんです。去年の黒字を清算できたらいいのだけれど、税務署は「黒字
→赤字」の清算はやってくれません。初年度が赤字で次年度が黒字の清算の
みです。来年はなんとしても黒字にしなきゃ。

昨年1年は、開発に専念したからそりゃ当然です。
でもこの1年の方が、これまで以上に一番働きました。そして学びました。
本も読むだけでなく、起業家として辛い体験を身をもって得たと思います。

毎日のように、サラリーマンの方がどれだけ気が楽かと思います。
一方で、こんな体験はサラリーマンではできないぞとも感じます。

これから1年はさらに正念場。マンションも妻の貯金もあてにはしません。
するとあと1年分しか残っていません。
起業の多くは3年も続きません。だから1年後に自分が遮二無二続けるの
か、諦めるのかが楽しみです。

2年ほど前は余裕をもってはいましたけれど、その時からこの起業に命を懸
けています。命を懸けてやらねば起業なんて絶対に成功しません。元より1
寸1秒とも命を懸けて生きておりますが、その命の一滴一滴が生み出してい
くソフトウェアになればとプログラムを作っています。仏像を彫るときに全
霊を注ぐといいますがまさにそんな感じです。

数ヶ月前は、ソフトをうまく作れなかったり、他にいろいろなことで打ちひ
しがれとうとうだめかと自暴自棄に陥りそうになりました。今はその自暴自
棄がなくなったというわけではなくて、その状態に少し慣れてきました。

私は無鉄砲だとよく言われます。
「妻子がいるのに、よく独立したね」いえだからこそ独立したのです。
このブログは、一人の無鉄砲野郎が起業をしたときの結果を残したいと思い
ました。起業精神って大切なのでその火を絶やしたくありません。だけど後
に続く人には背中を乗り越えていってほしいと思います。

そのために、いいことも悪いことも精神描写を含めて書いています。
ときには、自分の娘や息子に父の歩んでいったところを見てもらいたいなと
思って書いているときもあります。
そして、自分自身がこのブログを備忘録として用いたりすることもあります。

ただ事業内容に踏み込んで書くと、私にとっては問題は少なくても周りに迷
惑をかけてしまうので、それが残念です。事業に関してのアイディアや悩み
事を公開すれば、100人中1人ぐらいが反応を示してくれると思うの
に。。。1人でやっているとそれは切に感じます。

ブログは日記と違って私的なことはなかなか書けませんが、自分を客観視し
たときに知りたいと思うことはなるべく書こうと思っています。私が今知り
たいのは、自分の父・母や祖父・祖父母らの辿ってきた道、そのとき何を考
えていたのか。そして同時に、起業家の成功話よりはどんなところで苦労し
てきたかとかそういうことが知りたいのですから。

毎日、250名ほどの方にこのブログを読んでいただいております。
本当にみなさんの貴重な時間を使って、この駄文を読んでくださってありが
とうございます。

少なくともあと1年は続けていこうと思いますので、引き続きよろしくお願
いします。
このブログが途中でなくなるのは、楽天の都合か、あるいは私が起業活動を
止めるときですので、もちろんいつまでも続けたいと思っています。

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