11月
27
2006

氷点

テレビ朝日系列で、昨日・今日にわたって2日連続で放送された「氷点」を
見た。三浦綾子さんの小説は「塩狩峠」とも一度は読みたいと思っていてま
だ読んでいない。

読むのが怖いような気がしていた。でもドラマで妻と一緒に見ればいいやと
思って気楽に見た。昨日は夜遅かったので録画したのを見て、今日は録画し
つつあるものを追いかけてみた。

三浦綾子さんは、カトリックに改宗していてそのカトリックに関わるような
作品が多い。妻がカトリック教徒であるので、結婚するときに入信しようか
と言ったら「あなたは本心から信じていないので」と断られて宙ぶらりんの
状態だ。

高校のときに英語を学んでいるときに言い回しがよくて今でも覚えているも
のがある。それは聖書からの言葉である。

To err is human, to forgive divine.
過ちは人の常、許すは神の業

妻との結婚は途中の数通の手紙をはさんで、2週間ぐらいの付き合いで結婚
することになった。お互いにのことをもっと知りたかったので、いろいろ話
した。しかしお互いに英語で話し合うのは表面的にはわかっても、心の深い
ところまではなかなかわかりあえない。そのときに自分の思いの一つを、妻
になんとか気持ちが伝わればいいなと思った。そのときにふと口から出た言
葉だった。

結婚するにあたって人間なので何か過ちを犯すかもしれない。それは許され
ないものかもしれないけれど、そのときは一生懸命生きた上での結果なんだ
ということを伝えたかった。

この「氷点」は、生まれながらの罪や人間が犯してしまった過ちを長い時間
それを後悔しつづけるということを描いている。

登場人物は真摯に生きている人たちで、避けようのない人間としての弱さか
ら出てくる過ちのなかで生きている。それを許すこと・・まさにカトリック
そのものであった。

Written by in: 楽天日記 |

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