10月
22
2006

明日の講演会のじゅんびとイルカくらぶ

明日は、発達障碍の親子の会「イルカくらぶ」の会合と明日の準備で1日費
やしました。

といっても午前中は会合、そして午後は1時間半ぐらいで明日のレジメを
ホッチキスで閉じるような仕事です。毎月、発達障碍の子を持つ親が集まっ
て、話をしています。市のカウンセラーらにも参加していただいています。
市役所の担当課からも一人見えていました。

6年前に孤立している子どもをどうやって育てていこうかということを親ど
おしが話し合っているうちに、自主的に定期的に集まるようになって、6年
です。

小学校の先生もどう対応してよいかわからず、親もどうしつけすればよいか
わからず、迷っていました。学校では変な子というレッテルが貼られていて
辛い思いをしていますが、こういう子どもどおしが集まれば「自分も仲間な
んだ」という気持ちが湧いて、少しは気が楽になるかもしれない。

そして親どおしでも自分の体験や思いを話しているだけでも気が楽になる
し、ひょっとしたら他の親の話も参考になるかもしれない。そのうち、先生
や保育士、同じような子どもを持つ親への理解を広めることができるかもと
考えて、市の補助金をもらって毎年1回ぐらい講演活動を催しています。

ほとんどはお母さんだけが参加しています。
私は妻が日本語が不自由なため、私も一緒に参加しています。
カウンセラーの方も女性が多いし、小学校の先生も女性が多いので、こう
いったもので参加する男は少ないです。講演会を除けば、私一人です。土曜
日に集まることが多いので、本当は他のお父さんにも出て欲しいのですが、
子育ては男女参画といいますが、今の時代も母親任せなんですね。
(妻が外国人でなければ私も出ていたかどうか怪しいですが、子育ては男親
も大切だと思います)

今日もみなさんの話を聞いたのですが、症状が安定してきて知的障碍のない
うちはまだいい方だと感じました。

・発達障碍の子どもも症状に個人差がある
・小学校・中学校の先生の理解はかなり個人差がある
・学校の先生も通常の業務で精一杯で、発達障碍に対応する余裕があまりない
・夫や祖父・祖母があまり理解を示さず、しつけができないと言われる
・発達障碍の子どもを持たない普通の親はあまり理解しないので、やはりし
つけが悪いと言われる
・子どもをどうしつけをすればよいかわからない
・子どもの将来を不安に思う(大人になって自立できるか、親が亡くなった
後は大丈夫だろうか)

水頭症やダウン症候群、自閉症、その他の知的障碍を持っている子どもにつ
いては、昔から普通の授業についていくことができないので、昔から対応さ
れてきました。

見た目は普通と変わらず知能も変わらないのだけど、授業についていくのに
時間がかかる子、人の気持ちや雰囲気がわからず人を傷つけてしまう、何か
にこだわりすぎてしまうという子どもが、普通の学校生活をなかなかおくれ
ない。

これがここでいっている発達障碍、正式には軽度発達障碍といいます。

ぱっと見たところはわかりません。ただ感情的になって自分の制御ができな
かったり、他の人の気持ちがわからなかったりして、他の人とぶつかってし
まいます。生来の性質で悪気があっているわけではないのです。

サポートしないとうまくできないので、障碍なのです。

昔からこの発達障碍は病気と診断されず、「怠け者」だとか「性格が悪い」
とか判断されて、普通の社会には住みづらく社会的に落ちていってしまった
ケースが多いそうです。裏の社会で働いたりホームレスになったり、性風俗
の仕事についている人の中でかなりの数は発達障碍なのではとも言われます。

そして、見た目ではわかりませんので障害者としての保護はありません。

今日も6年前からのメンバーの方が「子どもが中学校になったから、このイ
ルカくらぶのOBで卒業だよと言っていました。それは中学校になったらもう
親の制御はできないから。あとはどうやって実社会に受け入れてもらうんだ
ろうということを考えるだけ」だと言っていました。

「中学校から5段階評価になって、ほんとにオール1ってあるんだね。それ
を見たときショックだった。頭では冷静にしようと思うんだけれど、子ども
の将来やいろいろ考えると感情が出てしまう。」

「小学校1年の子どもが、姑が食事を作ってくれたとき『これ毒入っている
の』と言ったり、舅に対して『はげじじい』とか言ったりしたとき、どんな
しつけをしているのと叱られたとき辛かった」

前のブログにも書いたように「どんなしつけをしているの?」と電話で言わ
れたり、そういう目で見られたりすることがあります。そういうときは本当
に辛いです。

「代わりにしつけてみれるものならしつけてみてよ」と喉元まで声が出そう
になります。妻もフィリピンで弟や妹の面倒を見て、長女も育てています。
決して不慣れではないのですが、息子のことではほんと悩みました。私は父
親なのでそれほど感じません。「まあなるようになるさ」ぐらいです。

自分の子どもが発達障碍になって初めて、いろいろな障碍を持つ親の気持ち
が少しわかったような気がします。

明日の講演会についてはまた明日。

Written by in: 楽天日記 | タグ: ,

コメントはまだありません »


コメント&トラックバック




トラックバック URL

コメントのRSS feed