10月
04
2006

芸術と科学

風邪を引いておとなしくしていました。
日曜日くらいから悪寒が出てきて月曜日には喉に違和感がありまして、とう
とう火曜日の朝からダウンです。

個人事業主だと自分が休むと事業が休みになってしまうので、なるべく休み
たくありません。その日は一歩も進まないからです。でも、身体が資本なの
で1日ぐらいしょうがないですね。あきらめます。

そこで、たまっていたドラマの一つの”Angels in America”を1話と2話を
見た。

同性愛者がAIDSという病気にかかり、彼らと彼らの家族がその病気に振り回
されていく話である。現実と空想が交錯し、理想と現実、欲や葛藤が行きか
う。アメリカの恥部を見せたものであり、その中でもがいている人間像を映
し出す。

個人的に映画やドラマや演劇は好きです。表面的な喜怒哀楽を演ずる話より
は、こういった人間が追い込まれたときの心理の奥を探る話は好きです。こ
こまで突っ込んで、ドロドロとした人間関係や足を引っ張りあったりするの
を見るのは好きです。自分がそこに入るのは勘弁して欲しいけれど。

そういった芸術的なものは、たとえ人類が滅んでも残るのではないかと思
う。人類が滅んだ後で、地球にやってきたら廃墟の中からたまたまDVDを見
つけてそれを解析したら、映画が出てきた。それを見ていたら、まったく宇
宙人との常識が異なるんだけれど、面白さを見つけてしまう気がする。

古代ギリシャ時代の悲喜劇や、明治の文明開化のときに日本の文化が西欧に
流れたようにである。

一方、自然科学はどの世界でも普遍的な物理法則の元に成り立っている。地
球上の物理原則はニュートンの法則であるが、もっと細部を見てみたり、物
理現象の異なる宇宙での物理法則も研究する。

数学はさらに広げて現実にありそうもない世界を舞台に、話を進める。

たぶん、数学や物理は科学技術の発達した宇宙人にとっても、同じ普遍的な
話でそれを再発見しても対して面白くない話である。史学にとどまるのでは
と思う。

自分の気持ちの中では、かつては以下の方程式だったのだが今は逆転した。

芸術 > 数学・物理

まあ、昔は普遍的な真理を探そうと思っていたけれどそういう気持ちはなく
なったということか。

まあ何でもええやん。今生きていることが大切さ。

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