10月
01
2006

未踏ソフトウェア創造事業の応募、出しました

前々日のブログにも書いたけれど、未踏の応募書類は地獄でした。
地獄というとけしからんと言われてしまいそうですが、精神的に異質の辛さ
を感じました。自分の創造的なことなどをすべて出し切るのですが、もう出
ないのです。乾いた脳みそを絞ってももう出ない。俺の創造力のエキスはこ
んなものかと、今度は自暴自棄に陥ってしまいます。

気分転換をしようと、応募文書に競合ソフトなどを探して分析します。
すると、「おーーーー、こんな機能があるとは知らなかった。えーーー、新
しいソフトが出ているんだ。しかも似ているぞ。」

日本人だけでもびっくりするのに、英語でキーワードに類似語を含めて検索
すると出るわ出るわ。英語でじっくり読むだけでも疲れるのに、なんかすげ
えぞコレと思って、その作者の意図や将来構想も考えます。1日に本を何冊
もナナメ読みしたような疲れです。

そして、世界中にすごい人はたくさんあるんだなぁと、またも自暴自棄に陥
ります。かつて研究者を目指していた頃、世界中に天才がおりました。そし
て自分は天才じゃなくて普通の人だと自覚して、果たして研究生活を進めて
いいのかどうか悩みました。でも好きだから、いけるところまでいければい
いじゃないのと思いました。

しかし、一夜にできてしまう研究や製品はないにしろ、それらを見ているだ
けで消化不良に陥ります。ソフトウェアの世界はこんなすごいソフトが世界
中で作られている。厳しい世界だとつくづく思います。芸能界のタレントが
才能を出し尽くして、次から次へと変わるようなものかなと思いました。

ところで自分が提出した内容についてですが。

私のビジネスの基本路線はWebスクレーピングです。
基本路線は自分の能力と興味が交わったところで、これを変えてしまうと全
てが崩れてしまいそうです。ケーキ屋を始めたところ、ケバブを売り初めて
しまうようなものです。ケーキの味は落ちて、ケバブも中途半端なものに
なってしまいます。

この、Webスクレーピングがどれだけ市場に受け入れられるかというのが一
番の悩みでした。直接技術を売ることはできませんので、他のWebを中心と
したビジネスを展開している企業と協力するか、商品やサービスをつけて売
るしかありません。

例えば、Webを徘徊して商品の最安値を探す。
価格コムは値段を人力で調べていたり、今では提携企業から値段をアップし
ていただいていますから、それを自動化すればいいのだろうと思いました。
日本中のバッタ品や特売品を探すなんて。それには零細の会社も含まれま
す。そう思って、cheepest.net というドメインをずっと所持しています。

ある人物がどういう過去があり、どこでどんな評価を受けてきたか。
検索サイトを人物名を入れて、一件一件Webページを探せば出てきます。し
かし、それは大変です。またmixiなどのSNSは検索対象から外れます。
それを自動化して、該当部分を取り出し、年代やカテゴリー別に整理して表
示してしまおう。それが、Webスクレーピングの技術です。

まあお金にはするのは難しいけれど、上記の具体例などをいくつか暖めてい
ました。

未踏ソフトウェア創造事業への応募も、その一環です。
Webスクレーピングの技術を使うという基本路線を踏襲した上で、何ができ
るかということをまとめました。自分に興味のないことをしても、力が入り
ません。修士課程の研究テーマと同じで、自分がどんなに力説しても担当の
先生に興味がなければ支援してもらえません。お互いの興味の持てるところ
を探して、どこかに落ち着かせることですね。

ビジネスとどこか似ているところがあります。お客さまの興味の持てないこ
とをいくら自分が力があっても空回りするだけですね。応募した内容も、創
造性とこの事業のPMの関心の2点です。2人のPMに対して応募したのですが、
ちょうど中間的なものになってしまい、どっちつかづになってしまったかな
と思います。最後までそれはどうにかしないとと思いました。ビジネスで生
きるか研究で生きるかのどっちつかずを歩んでしまった過去の経験のようです。

長くなってしまったので、応募した内容は後日にさせていただこうと思いま
す。応募が採用されたか、落選してしまったと決定したときにでも。

Written by in: 楽天日記 |

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