7月
25
2006

ワーキングプア

昨日の夜、NHKスペシャルで「ワーキングプア」という特集をやっていた。
仕事をしながら見ていたので、細かいところは間違っているかもしれない。
(新聞のテレビ欄をたまたま見て気になっただけで、NHKを見るのは数ヶ月
ぶりかな。)

1. 30歳前半の男性が、正社員になれない。アルバイトをしていて、とうと
うホームレスになってしまった。その後も、ハローワークへ通うが、まとも
な仕事がみつからない。

2. 秋田県の能代地方?で、洋裁の仕事をする60歳代ぐらいの方が、年収200
万円ほど。20年前は年間200着も背広などの洋裁の仕事があり、社員を2人
雇っていたほどだった。しかし昨年は2着しか仕立てていないし、今年はま
だない。仕事はあっても手直しだけ。税金も払えない。

3. 同じく秋田県の能代で生活する農家。働き手が3人、家族6人ぐらいで
生活して年収が400万円ほど。そのうち出稼ぎで半分くらい稼いでいる。

4. 東京の50歳代の男性。数年前に務めていた会社からリストラにあって、
正社員として雇用されず、それ以来複数のアルバイトで生計を立てている。
妻に先立たれて、息子が2人いるが、大学までいかせてやる金がない。

私は2つの視点でみた。

1.自分の先行き

独立してこのまま何も稼げなかったら、正社員か、派遣社員か、アルバイト
になるだろう。40歳を過ぎているから正社員はかなり難しい、派遣社員やア
ルバイトでどれだけ可能性があるだろうか?4つの例を、自分と重ね合わせ
てみた。
私自身はホームレスになろうとかまわないが、妻や子どもを巻き込むわけに
はいかない。ある程度のケリをつけて、自分の身を捨てて家族を守らないと
いけない。せめて子どもが大学を出るまでは。

2.企業家として(成功していた場合)

残念ながら、どのケースでも雇うことはできない。
雇ったところで、本人が生み出す成果がわからない。どんな能力があって、
どれだけの結果を出すか。少なくとも、給料の倍は粗利を出してもらわなけ
ればならない。それが現実だ。

番組に出てくる大学教授は、日本の国としての立場を発言していた。
確かに言葉はきれいだ。じゃあ、あなたは自分の報酬の一部をその人たちに
提供するのか?自分の好きな旅行や商品を買う代わりに、彼らに何かを提供
するのか?

現代の世の中は、その事実をオブラートに包んでいるにすぎない。税金や寄
付の形で。

問題は、番組のように財産も能力もなかった場合。
能力は絶対的な能力というよりも、その環境の中で需要がないと場合だ。

そんな番組を妻に伝えても、フィリピンよりずっとマシだという。
フィリピンでは、まず男一人で働いて家族を支えていくことができない。妻
も子どもも手伝ってぎりぎり。そんな家庭が多い。番組に出てくるケースが
普通だという。

ただ、私自身は何をしてどこからお金を得るかがまだ見えずにいる。

ワーキングプアラー、ワーキングプアレストだな、こりゃ。

Written by in: 楽天日記 | タグ: ,

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