6月
05
2006

息子に堪忍袋の緒が切れた

2週間ずっと息子に対してはやさしく接していた。
多少のことには目をつぶり、なにかトラブルがあってもその度にやさしく説教した。
しかし一向にトラブルを起こすことは変わらないし、こちらが穏やかに接していると息子は図に乗ってくる。

先週の木曜日に暑くなってきたから、妻が息子に少し大きめの水筒を買ってもたせた。
今の子どもがもつ水筒は、保温ができて口のところが飲みやすくなっているものだ。
値段も4000円弱する。昔のただお茶が入れば良いというものでもない。

その水筒を持たせた日に、学校から戻ってきてときに息子は水筒を持って帰らなかった。
「水筒はどこ」と妻は尋ねると、「学校に忘れた」と息子は答えた。
妻はそれを信じた。「明日、ちゃんと持って帰ってきてね。」といい、翌日古い小さめの水筒を持たせた。

翌日息子が帰宅したときに、「水筒は持って帰ってきたの?」と尋ねると、「ない」という。
「どうしたの?」と尋ねると、「知らない。」と答えた。
「どうしたのじゃないでしょ。新しい買ったばかりの水筒でしょ。」と問い詰める。

息子は「公園に忘れてきたかな?」と答える。「いつ?」「昨日」
息子はうそをついた。
公園に息子を連れて行ってみたそうだ。息子の友達に聞くと、「昨日、公園に水筒がおいてあったのをみたよ。」それから話を聞くと、学校から家に直行せず、公園で友達と遊んでいたらしい。そのとき水筒がじゃまだったのでそのまま置いて遊び、結局置き忘れたようだ。

水筒には名前が書いてあったのだが、ほとんど新品の水筒。
水筒が小さいからと、妻が気を利かせて大きいのを買った。だけど、息子はそんなことは全然気にならない。お金は天から降ってくると思っているらしい。

そして今日。
毎週日曜日ぐらいは子どもと接するようにしている。
地元の東邦ガスで、エコロジーをテーマにした催しがあった。近所はたいていのところは出かけているので特にいきたいところはない。しかし、小学校から案内をもらったので行ってみる。子どもは楽しいが、大人にとっては本当は家でゴロゴロして、DVD映画でも見ていたほうがいいのだが。
http://www.tohogas.co.jp/gas-enekan/news/event01_1.html

しかし、連れて行ったら息子が騒ぎ出した。
突然走り出していなくなったりする。催しの話を聞いていると、飽きてきたのか私の身体をつついたりするし、邪魔をする。自分勝手に動き出す。突然いなくなれば、その度に周りを歩いて探したり階段を昇ったり降りたりする。息子のために、水素で動く車に乗せてあげようと抽選をして、それにあたったので連れて行ってあげたりするのだが、その度にあっちへ行ったりこっちへ行ったり落ち着かない。

突然私の身体をつつき始めたので、「いい加減にしなさい」とついに私は切れてしまった。
2週間ずっと心を落ち着かせて、多少のことは目をつぶり、堪忍袋を柔らかくしていたのだが、とうとう耐え切れなかった。

私が大きな声で叱り、それでも止めない。とうとう頭とお尻をゴツンとやった。
息子は怖くなり大人しくなった。
一瞬しまった!と思ったが、もう息子をコントロールできないと思ってしまった。

妻は隣でささやいた。「毎日の私の気持ちと一緒よ。」
続けて「娘も同じように思っているのよ。」
娘は黙ってうなづいた。

そのとき「もうNitendo DSは返してやるものか。もうずっとお小遣いなしだ。」と思った。

ADHDである息子と付き合うのは、きれいごとではない。
「こうして接すればいいよ、愛することが大切だよ。」と理論的にはいえるが、もう限界。
息子とは戦争。今日までこう接すればよかったと思うと、知恵がついてきて同じ方法ではもうだめ。
息子はすでにそれを上回っている。
少し前のときも「結局2?3日大人しくすれば、すぐにNitendo DSを返してもらえる」と学習している。
すると次のことを考えなければいけない。

今晩、みんなでテレビを見ていると、息子は私に抱きついてくる。
いっさいNintendo DSのことは語らず、「パパ大好き、チューして。」と目を丸くして愛らしい顔で甘えてくる。
一瞬、「Nintendo DSを返してやろうか」という気持ちがよぎるが、「いかん、悪魔に魅入られているぞ」と気持ちをおさめる。
息子は小悪魔である。

息子のことはさておき、結婚して子どもができるといつの間にか仕事以外は家族中心の行事になってしまうんだな思う。それが苦痛に感じる義務であれば、楽しい権利と考えることもある。日曜日にゴルフに出かけている夫は家族とはどう接しているんだろうか?

Written by in: 楽天日記 | タグ:

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