6月
02
2006
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小学校2年のADHDの息子の処方

今日の午後に、息子を連れて小児科へ行ってきました。
発達障碍の問診です。

医師の要望で、小学校の普通学級と特殊学級の先生お2人には学校での生活状況のレポートをお願いしています。医師はわずかな診察時間では判断がつきませんし、家庭よりも学校の方が子どもは緊張するので、状況がよくわかるのです。

息子の場合、算数と国語と給食は特殊学級で学び、それ以外の生活科や体育、音楽は普通学級で学びます。
息子は能力としては普通の学級でも問題ないのですが、飽きてしまうとおとなしくすることはできなくて他の子のじゃまをします。そして人一倍競争心が激しく負けず嫌いで、他の子よりも解答するのが遅いとふてくされてしまったり、まだ終わっていない子のじゃまをしたりします。

1年生のときは授業中でも、学校中をかくれんぼや鬼ごっこしておりました。そのたびに先生が授業を中断したり、他の補助の先生が探していました。
2年生で特殊学級に行くようになってから、学校中を走ることはなくなったようです。
朝礼などでじっとできなくなることがありますが、1年のときよりは少なくなったようです。

薬が効いているせいかもしれませんし、特殊学級で学ぶことで心が落ちついてからかもしれません。

ADHDは社会的な病気と言えるかも知れません。
特殊学級の先生から医師に文書で質問がありましたので、医師から回答を伺ってクラスの連絡帳に先生宛に書きました。先生の質問は「いつまで薬を続ければいいのですか?いつごろになったらよくなりますか?」「給食をきちんと食べさせるためには?」というものでした。

「周囲が息子さんの行動に理解をして、息子さんが自分でコントロールできるようになったときです。」
「薬は病気を治すために与えているわけではありません。」
「たいてい思春期になれば、自分でわかってきます。自分が薬を飲まなくても大丈夫だよといえるときが、薬を手放すときです」
「ADHDで処方する薬リタリンは食欲を減退する副作用があります。普通の子どもはお昼は空腹感が増している状態だけれど、薬を飲んでいるとお腹が減っていない状態で給食の時間になる。お腹が空いていないのに食べるのは辛いよね。多すぎるんだったら量を減らして与えるしかない。無理に食べさせることは難しいから、お腹が空いているときに食べさせるしかない。」

どんな人も子どもも、完璧な人はいません。算数が得意だけれど、国語が苦手。しゃべるのは得意だけれど、考えるのは苦手。ADHDはそういった個性の一つと考えて、その代わりに良いところがあります。そこを褒めてあげて、そこを伸ばして自信を持たせるようにする。

本を読むと、ADHDは一生涯決して治らない症状といわれます。
しかし、年齢が増すと衝動を止めることができるようになるそうです。それは手のないサリドマイド患者が、足で手の代わりをするようなもの。身体の他の器官や機能がそれを補います。

息子を愛して「大丈夫だよ」と安心させ、そして大人になったときにポンと肩を押してあげることが親の責任かなと思います。

NHK教育で発達障碍の番組をやっていました。今週はもう終わってしまいますが、来週のお昼に再放送があるそうです。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/