5月
26
2006

NECソフトウェア中部の社長

あいちベンチャーハウスで、NECソフトウェア中部の社長の江尻さんの講演がありました。
あいちベンチャーハウスを管理運営している団体、中部経営情報化協会が毎月中部地方の団体メンバーから講師を読んでいただいています。

NECソフトウェア中部
http://www.cnes.co.jp/

中部経営情報化協会 COMA
http://www.coma.or.jp/

このベンチャーハウスに入居している会社は、ヒヨコクラスです。だから中堅規模の会社、大会社の口座は開くことは難しいのでお付き合いは難しいです。またサラリーマンからのし上がってきた社長のお話を聞いて、サラリーマンの処世術を身につけてもあまり意味がありません。

 ヾ(・◇・)ノ ピヨピヨ 

というわけで、お話を聞いているときはその中でも参考にすることがあればなあと思っていました。

期待に反して、この社長おもしろい方でした。
NECからの出向して社長になった方ですが、NECがつぶれてもNECソフトウェア中部が生き残るようにすることを考えているというような反骨精神を出している人なんです。元SE出身で営業経験のある人ですが、言っていることは正論を述べる素直さのある人だなと思いました。自分を見ているようでもありました。

その中でも参考になったのは、「お客を選びなさい。」「オリジナルを貫け」です。

ご自分の失敗談を話された上で、お客さんからお金をもらってやる仕事だけれども、見下すような人とは付き合わない方がよい。受託開発をした場合、発注を受けてから納品まで時間があり、なんらかのトラブルが起こりうる。そのときに、上から下にモノをいったり、俺は客だというような人と付き合うと、赤字になったり精神的に損をする。売上は欲しいが損をするお客とは仕事をしない方がよい。
 私もそう思います。ビジネスはバーター取引です。お金と価値を交換するものだと思います。
 買ってあげたと思うような客、「俺は客だからなにをしても許される」というような人にはなりたくありません。だから食事しても商品を買っても、できるだけ「ありがとう」というようにしています。

大きな会社が取引相手の場合、担当の人がだれかに依存するようです。会社の風土がヤクザな会社というのは論外ですが、担当がトラブルのときどう対応するかということですね。人間は修羅場のときは本性が見えますから、そのときにどうかと思います。サラリーマンは、上司やお客を選ぶことはなかなか難しいので、つらいところだと思います。

私が名古屋で仕事をするときに一番辛いことは、ソフトウェアの世界ではオリジナル性が少ないことです。システムの受託開発において、名古屋での仕事が世界初、日本発になることはほとんどありません。

お客さんに営業をしたとき、その事例を見せて欲しいといわれます。つまり、東京の会社でやったときの結果はどうでしたか?と聞かれます。その結果、名古屋での仕事は東京の仕事の二番煎じになります。東京の本社から経験者を呼んで、コストを安く、まとまりよく仕事を進めていきます。そこには創造性はほとんどありません。

そう思うと名古屋での受託開発はしたくないなと思います。
それを打ち破るには、オリジナルのソフトウェア製品をつくらないといけません。東京にも世界中にもない(必ず世界で同時に考える人は何人かいますから)ようなものを作る。それが需要がある、儲かるとわかる前に着手して製品にしないと、たぶん大手の会社に負けてしまうでしょう。

でもこのNECソフトウェア中部は、オリジナルの製品をいくつかつくっていて、他のNECの真似をしているわけではないようです。社長が誇っておられました。

Written by in: 楽天日記 | タグ:

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