5月
20
2006

近所に住んでいる元カノ

mixiの知人の日記で触発されたので、ちょっと書いてみる。

近所に中学校のときに一時期付き合っていた彼女が住んでいる。
中学校2年から高校を卒業するまでの間、人生に悩み社会に嫌気がさしたときがあった。

世間では第二次反抗期というらしいが、目覚めて社会のことや自分のことをわかってくると、現実と理想のギャップに悩まされるんだよな。そして自分の身体が成長して大人の身体になり、ホルモンがどんどん分泌されてホルモンに身体が突き動かされそうなようになるんだよな。毛が生えてきて女性のヌードに興奮して、自分の意思が迷わされる。そんなときだ。

自分にとって理想の社会は、平等で誰もが自分の思うとおりにやって人生を楽しめる世の中だ。
しかし、現実の社会はお金と権力によって動かされていて、人の欲や陰謀など汚いものでうごめいている。自分自身の身体も性欲と食欲、、、(マズローの欲求5段階説)というのに突き動かされているのを知って、自暴自棄になる。

そういうのが私は行動に出てしまうので、中学校から高校にかけては激しかった。
しかし、知りたいという欲望が強く自分の将来のことも気になっていたので、その中で自分の活路を見出す。だから、デカルトやパスカルやスピノザなどの古典哲学を紐解く。もちろん読んでもさっぱりわからない。科学の方はわからないまでも雰囲気を味わうことができたので、毎月サイエンスという雑誌を読んで、科学者を夢見る。

ちょうどそんなとき、中学校2年のときに引っ越してきた女の子のことが気になった。
天然パーマがかかっていてモナリザのようなおだやかな雰囲気のある子だった。
彼女のことが気になり、なにかきっかけを作ってデートに誘い出したこともある。
彼女のことをもっと知りたくなって、夜に電話をかけて公園まで呼び出したこともあるし、休みの日には遊びに行ったこともある。

すぐにセックスという考えには結びつかなかったけれど、彼女と結婚したらどんな家庭になるだろうかと考えたこともあった。いつも彼女のことを考えていた。ただなんかのきっかけで、それが同級生にばれてしまった。みんなに冷やかされるようになって、「ちりブーのだんなさん」といわれた。ちりブーというのは彼女が天然パーマからついたニックネームである(こう書くと特定されてしまうが、四半世紀前!なので時効だろう)。彼女の友達とも仲良くなったので、わりと公認の中だったかもしれない。

冷やかされてしまうとプライドが自分のプライドが傷ついてしまったかもしれない。
急に熱が冷めてしまった。そして中学3年になってからは別のクラスになり、彼女とも顔を合わせることが少なくなった。その後、特に彼女からのアプローチもなかったので、私の一人ガテンかもしれなかった。

高校に入る前に一度、そのままではいけないといって電話かける勇気がなくて、手紙を送ったことがあった。返事もなくそのままだ。中学2年のときの同窓会も1度あったが、そのときは彼女は参加したようだったが行かなかった。

それから結婚して、両親から購入したマンションに住んでいる。
数年前、小学校と地域の合同運動会に参加した。娘が小学校に入ったため、親の私も参加することになった。そのとき、あれっ見たことある人がいるなと思った。

翌年の運動会のとき、あれっと思った人が会釈してきた。
「あっ、彼女だ」
こちらも軽く会釈をした。何と話しかけるか思いつかず、そのまま通り過ぎた。

そしてまた翌年の運動会、今度は彼女が夫らしき男の人と2人の子どもと一緒に敷物を引いて、昼食をとっている姿を見た。

妻にそっと打ち明ける。隠しておくと疑われるから、先に言っておく。
「中学校時代の友達だよ、あの女性。」

「あ?、さゆりが遊んでいる友達のお母さんだよ、ほら29号棟に住んでいるヨ。」
えーーーーー、目と鼻の先の団地に住んでいるじゃないノ。距離にしたら100mもない。

よくさゆりと遊んでいる、、、、名前と住んでいる場所から、彼女は前から知っていたかも。

「実は中学校のとき、少しだけ付き合っていたんだ。」すかさず補足する「キスもしたことはないよ。」

ここからやぶへびだった。

妻は娘に彼女の名前と住所を確認する。
それからことあることに、私を冷やかす。

妻は娘にいう「あのお母さんは、パパのカノジョだって。」
娘はうれしそうな顔で、「パパのカノジョ?。パパ、うわき?。」

「もう終わったことだ。」とやりすごす。

まあヨリを戻すこともないし、子どものときの私を妻や子どもに知ってもらってよかったではないだろうか。

彼女とのことは今も、特に挨拶することはないが、子ども時代に住んでいたところに今も住んでいると、いいことも悪いこともある。
周りの人で、私の子ども時代のことを知っている人が多い。信用をしてもらえるが、気恥ずかしいところもある。そして、小学校・中学校時代の人と顔を合わせてしまうのだ。

四半世紀!以上も前の人としゃべる共通の話題は限られる。今になって子ども時代の話をすることもないし、かといって共通の話題もない。スーパーへ行ったり、駅で見かけたり、いろいろなところで出くわす。子どもが通っている小学校の同級生の両親の中にも、私の同級生がいる。

なんて話しかけたらいいのだろうか?
妻は私の中学校のアルバムを見て同級生と確認して、「私の主人と同級生?」と話しかけてニンマリしている。

Written by in: 楽天日記 |

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