2月
20
2006

発達障碍児のための「いるかくらぶ」という団体

今日の午後1:30より地元の「ふれあいプラザ」という公民館で、「いるかくらぶ」という団体の会合がありました。以前、息子の症例であるADHDを含めた発達障碍の講演を、この団体の主催で聞かせていただいたことがあります。

知多市にある、ADHDやアスペルガー症候群などの発達障碍の家族の団体です。そのような子どもを持つ親の自主的な運営による団体です。もうかれこれ4年ぐらい経っているとか。スクールカウンセラーのI先生に紹介されて、参加しました。親だけが集まる例会と親子が集まる例会を、毎月交互に繰り返していきます。親だけですと10人強ぐらいです。

ADHDは20人に1人ぐらいです。
息子の場合は、このブログにも書いてきましたが、落ち着かない子どもです。
おもしろいものがあると、すぐにそちらに気持ちが動いてしまいます。授業中や給食中だろうと構いません。席を離れ歩き回り、教室を飛び出して学校中でおもしろいものを探しに行きます。

つまらないと思うと、やりたがりません。

学級崩壊と話題になっていますが、生まれながらにそのような性質を持っているのです。
普通の親がしているような、しつけではどうにもならないのです。

学級参観や運動会などの学校の行事で、他の親が息子をみると、きっとこう思うはずです。
「あそこの子どもは、しつけができていないね。うちの子供はあの子よりましね。」

そう言われたり、そのような目があったりすると、親は傷つきます。
またそのように思われないように、普通の子ども以上にしつけます。何回言っても、子どもは聞かないので、よく叱ってしまいます。ときには手を出さないといけないこともあります。

息子は、他の子どものように自分をコントロールできません。
「普通にやっていて、どうして自分ばかり叱られるんだろう。いつも叱られてばっかりで、自分はだめなんだ。」と子どもは考えます。

発達障碍の子を持つ親子は、お互いに傷つき、辛い目にあっています。
私もADHDの息子をもって初めて、その気持ちがわかりました。だけど、そうでない人は一生わからないだろうと思います。
よく学級崩壊のことを、最近の親はしつけができないからだという人がいますが、たぶんADHDのことがわからないのではないでしょうか?その人の見識を疑います。学級というのは、社会の縮図です。社会が変化してくるに伴って、先生、生徒、組織が変化を起こしています。

ADHDは昔からある症状ですが、昔は対策がされなかったということです。
息子について何も対策されないと、運が良ければ長島茂雄や黒柳徹子のように、運が悪いと詐欺師になっているかもしれません。自分が社会に受け入れられないとわかると、反社会的な行動に出て、そして才能があれば詐欺師や裏社会の人間となっていくかもしれないのです。

話は元に戻りますが、いるかくらぶは私を除くとすべてお母さんたちです。
みんな、心配症で疲れきった顔をしているようでした。こういった団体で、お互いに状況を打ち分け、経験談を共有することが良いのかもしれません。子どもたちも学校では浮いている存在になりがちですが、同じような症例の子どもがいると心が安らぐかもしれません。

子どもを育てるのは大変ですが、とても大切な宝物だと思います。
その宝物は、ときに泣いたり怒ったり笑ったり喜んだりという感情と経験を人生にもたらしてくれるだけでなく、かけがえのない貴重な親友であるからです。

Written by in: 楽天日記 | タグ: ,

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