1月
13
2006

星野リゾートの社長は、リゾート再生請負人

NHKの番組で、ホテルリゾート再生をしている星野リゾートの星野佳路さんがテレビで紹介されていた。これまでもテレビや雑誌などで紹介されている人である。

http://www.hoshinoresort.com/

一度破綻したホテルを再建するという事業を行っている。ゴールドマンサックスの資金を元に、星野社長および星野リゾートが再建を試みている。

星野社長の仕事のしかたは、社員本位である。

・社長は偉くない、そのため社長室は置かない。
社長はMacのPowerbookを持って日本中を駆け回っている。すべての書類はMacの中に持っている。どこでもインターネットにつないで仕事をする。以前は社長室があったが、社長が忙しく全国を飛び回っているうちに、社長室はもの置き場などに変わっていた。それ以来、社長室をなくしたという。

・決めるのは社員。
経営会議も手の空いている社員に参加して、社員が話し合って決める。ある社員が動議を出して、それについて議論する。社長はその議論がとどまると、「どうしますか?」と社員に決定権を委ねる。社長は決めない。

・組織はフラット
10人1組のチームで動く。チームの代表になりたいものは、自分で立候補する。おそらく、そのリーダーを社員がふさわしいかどうか決めるのだろう。そのあたりも社員に任せる。

ホテルの建て直し方も、ホテルの社員に委ねる。コンセプトと方針をまとめるだけである。
そのコンセプトもあらかじめ調べておくが、社員が自分たちで見つけるようにしむける。コンセプトが決まれば、社員それぞれが何ができるか自分で考える。

もともとは、アメリカ帰りの星野社長が自分の両親からホテルを継いで、トップダウンにいろいろ決めたことが古参の社員の反発を買い、古参の社員が辞めていった。人材がなくなったところで、残る社員でどうしようかと悩んだ。しかたない、残った人たちでやっていくしかない。そこで現場を信頼して、責任と決定権を持たせた。結果、うまくいった。

番組に出ていないところで大変な思いをして、苦労をしてやっていると思うが、ああいいなぁと思いました。社長にとっては、とてもつらい決断だと思う。自分の思うようにならないのに、最終的な責任を持つからだ。社員にとっては、思う存分ビジネスをやらせてくれるのは、大変な一方でやりがいがあってよいと思う。自分のサラリーマン生活を思うと、そういう会社は少ないのでいいなあと思った。

番組でも、再建前とコンセプトが決まってこれからやるぞという時では、社員の目の色が違う。やる気がでているので好転するんだろうなと思いました。

普通の会社でもあのように変えるにはどうすればいいのだろうか?

星野社長の紹介
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/02hoshino.htm
ほかにもたくさんのカリスマがいるようだ。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/karisuma000.htm

Written by in: 楽天日記 |

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