11月
05
2005

起業は戦国の武将?

ある方とメールのやりとりをしていて、起業家は戦国の武将かなと思ってしまいました。

よく結婚すると一国一城の主になるとかいいます。脱サラ(古い言い方!)して、起業を目指すのも同じように捉えられると思います。

中世の戦国時代のことをいえば、あの時代も下剋上といわれたとおり、能力で一国一城の主になった時代でした。戦う対象は土地しかなかったので、とても単純な時代でした。しかし、命がけで戦っていたでしょう。大名は米の収穫高で財産が決まってしまい、その限られた財産を使って他国の大名と戦かっていました。戦で負ければ、自分の命も財産も家族も失ってしまいます。本当に命がけの気持ちだったと思います。

自分が大名でなくても、武将であっても足軽でもあっても、大名と生死を分かち合います。
いえ、地位が下の方がリスクが高いかな。農民だったら、大名に搾取され、戦では略奪にあったんだと思います。

時代は近世・近代になると、戦争で死ぬリスクは減ったと思います。
日本は戦争に負けて、たくさんの人がなくなり、巷ではA級・B級・C級戦犯として死刑になった人もいました。それでも、戦国時代に比べてれば死ぬ割合は減ったと思いますし、戦後も日本民族が全て虐殺されるというところまではいきませんでしたから。

戦国時代は村ごと惨殺されたということもあったと思います。少し遡るとジンギスカンのモンゴル軍は、協力する民族は税金をとるが、歯向かう民族は女性・子どもも含めて全員殺されてしまったそうです。子どもが育って、将来モンゴルに歯向かうのを心配した処置だったそうです。モンゴル軍だけではないと思いますが、たぶん世界史の中で消えてしまった民族は多いと思います。

近代は戦争に負けても命まで奪われる割合は減ったと思います。
しかし、命以外の他のことが対象で戦いは起きています。お金の戦争もありますし、宗教の思想の覇権競争、文化の覇権もあります。言葉だって、英語が事実上の世界の標準語です。戦争というと怖いイメージですが、文化や思想などがいつの間にかインフルエンザのように蔓延しています。

話が横にそれてしまいましたが、起業をする場合は最悪の場合倒産ということで迷惑をかけることがある。そのとき、借金を負うけれどもどうするか?生命保険に入って死んでお詫びするか、一生働いても返せない金はどうするか?給料未払いのため社員の生活を破綻させてしまった、または取引先を倒産させてしまった。その場合は、どう責任を負うのか!?

起業の学校で税理士の先生が話されました。
「山一證券が倒産したとき、社長が泣いていたよね。泣いてすみますか?泣いてすむのは、上場会社の社長ぐらいだからね。上場していない会社は無理だからね。会社の借金は社長は連帯保証して借りんと、銀行は金を貸してくれません。倒産したら社長は身包みはがされるからね。それですめばいいけど、すまんとどうするの?生命保険のお金から払いますか?内臓売りますか?」

それだけの覚悟がなくては、起業してはいけないと思いました。

逆にいえば、起業してうまくいくのはそれだけの覚悟がないと覚束ないということだと思います。

起業するということは、お金を稼いで続けるということですよね。そして新しい文化や思想を提唱する意味も含まれていると思います。その存在価値があれば、お客さんや同じ志を持つ社員が支えてくれます。たとえ倒産の憂き目にあっても、他の人がその志の一部を引き継いでくれると思います。

倒産したら自分の命ぐらいだったらいいけれど、家族は許してね♪
でも死なないよ。死ぬ気でお金か何かを返すだけです。

Written by in: 楽天日記 | タグ:

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