NetChannel KYOにて、9/21夜11時から放送
されている”Cyber Laboratory”の原稿です。
番組でお話できなかったことなどを中心に書いてみます。
(1) KDDI、ケータイをカーナビにするサービス–24時間で157円から
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0901/besshi.html
KDDI au が、携帯電話をカーナビにするサービスを始めました。24時間分で157円か
1ヶ月315円のサービスです。本格的に使用するならば、パケット定額制にしな
いとパケット料金が大変なことになります。
画面が小さいけれど、カーナビーと同じように、次の交差点で左へ曲がりなさいと
画面と声で支持してくれるみたいです。カーナビって、10万円?20万円もする
結構高い機械だけど、たくさんの人が使っていますね。でも役立つのは旅行に行く
ときぐらいで、1ヶ月に1回ぐらいではないでしょうか?そのためには高すぎます。
このニュースを知って、auに気持ちが揺れました。
さらに調べてみると、オートバックスが1年前にVodafone向けに出していたんです
ね。
(2)TV・ネット携帯、来春登場 インデックス、民放とコンテンツ配信
2006年3月頃から、地上波デジタルのテレビ番組が携帯で見ることができるようにな
りそうです。Vodafoneなどがアナログ派のテレビ放送を見ることのできる携帯電話
を提供していますが、画面が乱れてあまりよく見えません。都心のテレビ塔の近く
ではよく見えるのかもしれませんが。
デジタル派だときっときれいに見えるのではと思います。
デジタル派は1つの放送会社につき13ch分の信号の余裕があるそうです。また現行
の高画質な1つの通常放送につき3ch分の信号を使い、同時に4つ分の放送ができ
るそうですが、全然使われていません。そして最後に携帯用に1ch分あるとか、
テレビの高画質に比べて低画質ですが、携帯の小さな画面では十分かもしれません。
高画質放送3ch×4+携帯1ch=13ch
来年春から、携帯でテレビを見る人がふえるかもしれません。
インデックスという会社はさらにその先を考えていて、普通のテレビとストリーミ
ングを重ね合わせて、サッカーの番組からクリックすると、サッカーのゴールシー
ンなどをストリーミングで流すことも考えているそうです。
(3) Google vs マイクロソフト
WindowsとOfficeなどで、ソフトウェア最大の企業であるマイクロソフト。マイクロ
ソフトはこれまで競合他社との勝負に勝ち抜いてきました。小さなうちに芽を摘ん
だりして、独占禁止法に問われたりしてきました。でも巨大なソフトウェアコンツ
ェルンをつくったビル・ゲイツは尊敬しています。
マイクロソフトにとっての敵は、CP/Mのデジタルリサーチ、OS/2のIBM、Macintosh
のApple、123のロータス、Netscape、JavaのSun Microsystemsなどなどです。
そして今の敵は、Googleです。
Googleは、たぶんマイクロソフトにとって戦いにくい相手だと思います。競いあう
ところが違います。これまでの戦力は通用しません。OSやOfficeのパッケージ販売
ではありません。わけのわからないサービスです。
Googleがどうやってやっていくか、全然予想がつきません。
(4) 周りが使っているから…、7割以上が「理解していない IT 用語使う」
昔からコンピューター業界は難しい言葉を使っています。これはコンピューター会
社の戦略で、わけのわからない言葉をつかって客を煙に巻いてしまうということも
あります。また新しい概念のものができて、適当な英語がないときに造語だったり、
日本に持ってきたときにうまく訳せなかったりします。
次のことばは最近出てきたばかりです。知らなくても恥ずかしくありません。イン
ターネット百科事典という便利なサイトがあるので紹介します。
ウィキペディアで調べるとよくわかると思います。
http://ja.wikipedia.org/
(修正:リンクの文字コードがおかしくなって検索できませんでした。)
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