9月
16
2005

社長2人の体験談

昨日と今日、2人の社長さまからお話を聞いて勉強になりました。

これも、独立をするぞと(個人事業主は半独立だけどぉ)とアンテナを張っているから、いろいろな人の支援をいただいているからだと思います。早くお返しをできるようになりたいです。

昨日の社長は、今はベンチャーで起業されていますが、一度ベンチャーで成功したけれど20年以上経って倒産してしまったという、栄枯盛衰を地でいった方で、お話される内容がとても人間味溢れていました。聞く方は10人弱ですが、みんなベンチャー会社の社長です。

大学を出て普通に勤めたけれど、数年後友人に誘われてベンチャー会社を起こします。しかし当初は、ソフトウェア会社ながら大手に派遣を出していました。自分すら派遣だったそうです。社員が10数名になったところで、派遣先から仕入れた情報を元にソフトウェア開発をすることを決意しました。

当時CADソフトは出始めで輸入品が1億円したそうです。そのCADソフトのデータを入力するだけの周辺ソフトを開発します。CADソフトは高すぎたのですが、そのソフトを使って時間がかかる作業がデータの入力。そのデータの入力だけでも別にソフトがあればいいのにという需要があり、それに当て込みます。

ぴたっとあたって、とんでもなく売れたそうです。売り上げはうなぎのぼり、人もどんどん増えて、一時は300人くらい社員がいて、アメリカへ進出します。

ただ大きくなると会社の性質が変わります。大企業のようにさまざまな書類は増えて、会社の中で風がとおらなくなります。また世の中の大きな変化もありました。バブルがはじけ、コンピューターの世界もオフコンやワークステーションの時代から、パソコンの時代へ移ります。それにうまく乗り切れなかったことが遠因で、やがて会社は清算して倒産しました。

社長が語ったことで、印象に残ったことをいくつかまとめてみます。

・会社は社長の理念が息づいた生命である。

生まれ、育ち、やがてピークを迎え、時が経てば死ぬ。絶対に会社はつぶれる。そのつぶれるときは、理念が時代と合わなくなったときである。そのライフサイクルを頭の片隅におきながら経営すべきである。死んだときはまた別の命をともせばよい。

・ビジネスはゲームである。

ゲームをするつもりで社長をすれば気が楽になる。嫌いな人に人格を否定されるような嫌味や叱りを受けても、付き合いをせざるを得ないときも、ゲームのキャラクターが戦っていると思えばよい。ゲームのキャラクターは傷つけられても、自分の人格を否定されるわけではない。万一、ゲームオーバーになっても、ゲームが終了したからもう一回やればよいことである。自分の人生が終わったと思ってはいけない。

・特・得・徳

事業にとって特徴・特色などの差別化は必要である。利益(得)も当然である。人徳は会社組織の大きさを決定する。人徳つまり自分の器が会社の規模を決定するので、人徳以上に会社の規模を大きくすれば、それは制御が効かなくなり失敗する。

一度倒産されて、再度挑戦される社長にエールを贈りたいです。ぜひ次も成功してください。

今日お会いした社長は、私の属するシステム業界の社長です。

私がお世話になっている「起業支援ネット」の紹介で知り合ったのですが、このブログを読んでくださっているので、下手なことは書けません。でも、いつも読んでいただいてありがとうございます。

会社は創業されてから4年が経過され第5期に入っておりますが、山あり谷ありで少しずつですが着実に業績を上げて、人も増えて10数人の規模の会社になっております。きちんと事業プランを立てておられているところは、さすがだなと思います。

私が欠けているところをたくさん持っておられる、そこがうらやましいところです。事業の紹介のときに、「技術では勝負しません」と言われて、私の頭をガチンとやられました。私は技術で差別化しようとしているのに。次に「起業する以上、不安は普通のこと。問題は恐怖だよ。月末にお金を払えない恐怖だよ。」さらに、ドテンとハンマーで殴られました。その強烈な覚えがあるものですから、今日再開できたのだと思います。

種を明かすとこの業界では少ない女性社長で、ホリエモンと同じ性です(わかっちゃうじゃないか)。人当たりのよさがあり、目の前にある大きな問題をさらっと流すところ(そう見える)があります。

そういったところは、私と正反対な部分です。同じような業界にいながら、まったく正反対なので(おそらく)競合することはないですし、(個人的な推測ですが)お互いの性質や才能に惹かれあう部分があるのかもしれません。これからも良いお付き合いができそうです。

私の事業計画はまだきっちりしたものではないですから、こんなことをやりたいということだけです。また半年先も予測のつかない業界なので、周りの環境がどんな風になるかわかりません。そのため商品やサービスの需要予測なんて、絵に描いた餅になってしまいます。しかし、会社の主体性を伴った方向性というのは決めれるのではないかと聞いてて思いました。コロンブスがインドを目指して大西洋航海する感じです。海がどんな天候になるかわからないし、海が落ちてしまうかもしれません。しかし進む方向は西。船は数艘。乗組員と食料は用意した。さあ行こう!あとは状況に合わせていくだけだ。そんな感じでしょうか。商品は今はありません、目標はインドへ行って香辛料を得ること。

話の内容は世間話なところが多いですが、社長の個人的な体験をいろいろお話を楽しく聞かせていただいて、あっという間に時間が経ってしまいました。これから起こりうることをご意見していただき、自分が起業に関して思っているイメージの補正などもできて、たいへん有意義でした。私も自分の経験や伝聞などもお話させていただいたのですが、少しはお役に立てたかな。短い時間でしたが、お互いに楽しい時間をすごせたらとてもいいなと思います。

次の機会があれば、騒がしい居酒屋かそれとも落ち着いたところで、失敗談を肴にお話できればと思います。

社長のブログはきっと評判を呼ぶと思うので、ぜひ書いてください!私も読みたいです。

これまで私のブログのテーマは「起業までの有象無象なこと」でしたが、いよいよ起業の段階に徐々に突入していきます。いままでテーマを広げすぎたので、(ネタがあるときは)少し絞るかもしれません。でも仕事の内容は書きづらいし、そこの匙加減がむずかしいところですね。

Written by in: 楽天日記 |

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