5月
28
2005

商経 総括

これまで、胡雪岩が実践してきたことをまとめてみます。

堅信 一度立てた信念を守り続ける
砥身 自分の身をみがいて、成長する
尽人 優れた人材を動かす
結営 一体となって結束して、事にあたる
篤義 信義を立てて行う

任勢 大勢に順応し、時流に乗りこなす
逐時 物事を行うのに、時宜を得る
勇謀 決断をして戦略戦術をはかり、挑戦する
手活 ビジネスには、敏捷性と融通性が必要である
智仁 人の心中を見抜き、どんな変化にも対応する

揚名 ブランドを築く
造場 大きな宣伝によってその力を借り、勢いを伸ばしていくための「場」をつくる

洞明 世の中の道理を明らかにし、人々の心を察する
効国 国家に奉仕する

今の世の中では当然のことに思われているだろうし、このようなことを実践して
いる会社が多いと思います。このようなことを書いているビジネス書は多いで
しょうね。

100年以上前の中国で、広告宣伝に力をいれて、国家に奉仕しているのは、少し
意外な気がしました。日中関係がぎじゅしゃくする中、中国人と日本人の共通点
も多いということを再認識して欲しいと思います。特に台湾や香港、シンガポー
ルでの資本主義社会は、ほとんど考え方が同じだと思います。また彼らのほうが
優れているところもたくさんあるのではと思いました。

個人的には、事業ノウハウの基礎(古典)を学びたかったので、この本を取り上
げました。中国で出版されたのですが、中国と韓国でベストセラーだそうです。

彼らのやり方は、日本人の事業の取り組み方、西洋人の事業の取り組み方と何が
違うか、それについて取り上げている本はこれが初めてでした。それぞれ文化が
異なります、それぞれ良いところと悪いところがあります。胡雪岩は中国のやり
かたに西洋のやり方を取り入れたのが良かったと思います。

また、胡雪岩をはじめ多くの事業家はゼロから築き上げていることが多いです。
なぜ彼らはゼロから築くことができたか?

世の中に適合して、人の心理を応用して、大胆に賭けをしている。その賭けが連
続で成功しているところにあるのではないかと思います。もちろん賭ける前に
は、勝てる確率が高くなるように周到な準備をするのではと思います。

Written by in: 楽天日記 |

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