5月
13
2005

砥身(としん)

今日から、胡雪岩のビジネスについて書かれた、商経について触れていきたい。
自分の独断と偏見に満ちたコメントをしていますので、同じ文章を読んでも感想
が違うと思います。あくまでも私の感想と捉え方です。ご承知してください。

砥身(としん)
自分の身をみがくいて、成長することです。

1. 「優秀な営業マンになるためには、第一に勤勉でなければならず、第二に頭
をつかわなければならない。」

人と同じ成績かそれ以上を望むならば、同じ時間や同じ苦労だけでは実現できな
い。倍の苦労をするつもりでなければ、一人前になれない。少しやって「うまく
いかない」というだけでは、だめだ。

苦労を続けていくのは大変である。苦労を苦労と思わないためには、自分の得意
なこと、自分が苦に思わないことをやる。人は苦労と思うかもしれないが、自分
はその苦労が楽しいということで、続けるべきである。

そして、人と同じことをやっているだけでは、人よりも抜きん出て成功すること
はできない。何かしらの工夫をして、アイディアを考え、いろいろリスクをとっ
て試しながらうまくいったことを実現させる。いままで誰もやらなかったことだ
から、すぐにうまくいくはずがない。しかし、それは自分のオリジナルとなり、
誰にも真似はできない。

2. 「リスクを負わなければ、何も得るものはない。」

人は生きている限り、リスクを背負う。
会社に勤めて仕事をするのは、小さなリスクの連続である。
出世して立場が上になれば、一瞬の判断で大きなお金の損得を左右する大きなリ
スクをかけることになる。

ただ、リスクをしなければ得るものはない。
万人がリスクのない大きな道を通れば、それは危険はない。しかし、万人が通る
大きな道で勝負をしなければならないという、リスクがつきまとう。
また、リスクの判断の練習を積まずに、いつのまにか最大のリスクを判断する瞬
間に追い込まれるかもしれない。

リスクをかけて失敗するかもしれながい、勤勉であればそのうち成功することも
ある。生きていれば時間がある。成功するまで、待てばいいじゃないか。

3. 「人は試練に耐えていかなければいけない。不運という試練に負ければ、自
分を滅ぼすことになる。幸運もまた試練である。幸運が訪れてもこれを十分に消
化できなければ、みすみず無駄にしてしまうかもしれない。」

何かことをおこせば、うまくいくこともあるし、いかないこともある。うまくいかないときは、試練に耐えて乗り越えるか避けなければならない。自分に対抗する力があれば、それを乗り越えることができるかもしれない。少しだけ足りなければ、耐えて耐えて、なんとか乗り越えることができるかもしれな。そのときは、自分の力が伸びたこと。乗り切るだけの力がないとわかれば、さらっとかわすように避けなければならない。

どんなときでも、自分の能力相応に成功すること失敗することがある。どちらも
乗り越えて、成功も失敗も身に付けていかねばならない。

逆境の方が幸いである。これから自分のすることは、全て成功すること。小さい
成功かもしれないが。しかし、既に成功している人は、成功は永遠に続けること
はないので、これからは失敗することは確実である。

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人格者として知られる、松下幸之助の逸話でこんな話がある。

ある優秀な大学生が松下電器を受験した。とても優秀な人で、本当はトップで合
格したのだがコンピューターの処理ミスで、この大学生が不合格になった。
大学生は将来を案じ、自殺してしまった。
後でコンピューターのミスということがわかり、追加合格しようとしたところ、
この事実がわかった。
松下幸之助は、むしろ入社しなくてよかったと言った。少しの失敗で自殺するよ
うな人は、将来大きな失敗をして自暴自棄になりさらに大きな被害を被るかもし
れない。どんなことにも忍耐して乗り越えなければ、ビジネスでは成功しないと。

長い人生、失敗と成功の連続である。
大きな逆境や失敗を受けて、そのままダメになってしまうこともあるだろう。し
かし、その人に力があれば同じだけの逆向きの力で、大きな成功を勝ち取ること
もできると教えてくれる。

小さな失敗じゃだめだ。もっととことん落ちてみようと思った。

Written by in: 楽天日記 |

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