
主婦の友社
ISBN: 4-07-226514-4
Eさんに借りた本を、やっと読みました。ありがとうございました。
この本の主旨は、
男は女のことはわからないし、女は男をわかっていない。
そのため、理解し得ないまま、離婚など不幸な結果になるのが50%もある。
まず、異性は自分とは全く考え方が違う、常識が通用しないということを知るべ
きで、異性のことを知って対処すべきである。
しかし、仕事は変えることはできても、性は変えることができない。だから異性
のことは体験して得ることはできない。
では、男と女は何が違うのか?それをこの本で知ってもらいたい。
男は女に比べて、空間能力に優れ、言語能力に劣る。
男は同時に一つのことしかできないが、女はしゃべりながらいろいろとこなす。
などなど、男・女はそれぞれ得意・不得意がある。
それは、100万年かけて環境に適応した進化の結果であり、変えようがない。つ
まり、男は狩猟をして食料を得て、女は妊娠して養育し家事をするように、仕事
をこれまでわけてきた。
これは差別ではなく、区別である。
ただし、一般的に男・女はそういった傾向があるが、個人差があるので全てでな
い。空間認識能力に長けた女もいれば、言語能力に長けた男もいる。通常男が持
つ脳を男脳、女が持つ脳を女脳とすれば、それぞれ男脳、女脳をもっているとか
んがえることができる。
異性の特性を理解して、相手が自分と同じことができないとなじるより、両性が
協力してことに対処した方が開けるというものだ。
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翻って自分のことを思えば、すごくもっとものことが書いてある。
いつも夫婦喧嘩をする原因は、相手が自分のことをわかってくれない、というこ
とが多い。「私が大変なのをわかってよ。」でも、男と女はそれぞれ大変なこと
が違うので、まったくわからないんだなぁ。
実は女房も英語の原書で、この本を読んでいる。
だけど、喧嘩するときは感情に走ってしまうのか、まだこの本の効果がでていない。
まあでも、生まれもって男と女は違うんだから、しかたないよね。分かり合える
というのが無理ってもんだ。
でも本の最後に、セックスは大事。セックスをするとその分だけ長生きできるか
ら。そうか、セックスしなきゃ。でも40歳になって新鮮味がないと、男は辛い。
どうにかしてよぉ。