5月
09
2005

【本】異端児になれる人、出来損ないで終わる人

田原 総一朗 著
青春出版社
ISBN: 441303144X

図書館でちらっとみて、そのまま1時間くらいで速読しました。
田原氏の経験から、若い人に言いたい話。
彼が日頃思っていたことを書き留めて、いろいろ言いたいんだろうなと思う。

彼が滋賀県出身で、早稲田の夜間の文学部に入学したが、昼は交通公社でアルバ
イトをしていたとか、苦労した話が書いてある。

このような苦労話や意見については、よく「時代が違うし、一方的に苦労話を聞
かされて押し付けられても」というが、どんな話でも聞く価値があると思ってい
る。もっともそんな話を近所のおじいさんに、ながながと聞かされるのはたまっ
たものではないが、本にまとめてくれると助かる。

まあこのブログというのも、言いたいことをいっているわけだから、参考になるところもあれば、まったく読んでいて嫌になってしまうところもあるだろう。自分としてはちょっとした親切心と自尊心と性癖で書いている。読んで嫌な気分になった人、ゴメンナサイという軽い気持ちです。少しでも役に立っていただけると、それはそれでうれしいです。

例えば、世の中で頂点に立つ人、例えば社長や総理大臣など偉い人に向けて書い
てあること(彼が読んだ本の中の一説であるが)。

ビルの屋上から地面を見ると、人や車は小さい。蟻のようにみえて、俺はたいし
たもんだと思うかもしれない。しかし、地面からビルの屋上を見ると、やはり蟻
のように見える。

転職については、最初の転職はずいぶん悩む。しかし、一度してしまえばそれか
らの転職は気が楽だ。職を身につければ、転職しても別に変わりはしない。

一見して相性がぴったしのカップルがいるけれど、数年後に離婚してしまう。
最近は世の中バーチャルになっていて、外見は全く問題ないが、そのままソリが
あわなくなってしまったからだ。もっと、人間はさらけだすことが必要だ。特に
さらけだして、自分の弱さを見せることだ。

さらっと速読したので、文意が間違ったり他にも貴重なことがかいてあったかも
しれなかったけれど、こんなことが書いてあった。

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最後のところは若い頃思った。コンピューターばかり興味をもっていたので、頭
の中で世の中がバーチャルのように思っていた。すべて理論的に世の中が組み立
てられているとね。

ただ芸術は違う。いわば、世の中のムダ。イタリアやブラジルをみると、人生を
楽しむために生きている人たちがいる。彼らはどんどんムダなことをしていると
思った。そして、女性は美しくセクシーで熱情的。

自分に足りないものは、ラテン系の感情的なノリだと。彼らには及ばないけれ
ど、ちょっとラテン系が入っているようになりました。歌は音痴だし、踊りも下
手だけど、ディスコパーティではけっこう踊るしね。

そういう意味で、田原氏のこの本では共感できるところがあった。

Written by in: 楽天日記 |

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