4月
07
2005

【映画】バイオハザードII アポカリプス

副題のアポカリプスとは、黙示録とのことらしい。

カプコンのゲームが元ネタなので、話の大筋は最初から見えています。
登場人物も背景も、ほとんどゲームのまんまです。ゾンビが人間を食べて、血が
画面一杯に広がるような光景は少なく、ホラーというよりはアクションゲームで
す。テンポよく、次から次へと続くので、おもしろい映画にしあがっています。

ホラーとアクションを組み合わせたSF映画というジャンルですが、細部まで良く
できていて、こんなことが近未来にありうるだろうなというメッセージまで伝
わってきます。

ゲームを映画化したものとしては成功したものの一つでしょう。

ゾンビを生み出す、T-Virusというのは、ほんとうは博士が娘の不治の病(筋ジ
ストロフィー?)を直すために生み出したものなんですね。生きているときにT-
Virusを注入すると細胞が活性化されて変化します。死んだりして、コントロー
ルしきれなくなると、本能のおもむくまま細胞が勝手に生きてゾンビと化すよう
です。

アンブレラという巨大企業が、都市全体を生物兵器の研究施設としても実験都市
としても活用します。T-Virusが漏れて人がゾンビ化しても人々を救おうとせ
ず、生物兵器の威力を実験するために人々を犠牲にします。

こんなことは冷戦下のソ連や中国ではあったかもしれません。地図に載っていな
い街で兵器開発をしていたそうです。また冷戦終了後は、国のイデオロギーの主
張よりも経済の方が優先され、そして多国籍企業は国の主導を超越していますの
で、こういった企業がないとはいえないところが怖いところです。

T-Virusというのも、一科学者が娘を治療するために発明したもの。それを、兵
器に利用できるというところを企業組織が見つけた、その結果バイオハザードの
ようなことが起こりえた。これと近い話は、John C. Lilyのイルカの研究でもあ
りました。1960年頃からLilyはイルカの言語と交流する方法を研究していました
が、アメリカ海軍はイルカを魚雷に使うつもりで彼の研究を援助しました。

マンハッタン計画の核兵器も同じようなところがありますね。

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