3月
01
2005

動画ストリーミングのコスト

今日は雨降る中、大阪へ行ってきました。

前の会社でお世話になった方に退職の挨拶するためです。
1年半前にネットテレビを会社で始めることになりました。1997年頃からネットテレビを開局していらっしゃる会社へ業務提携やアドバイスを求めに行きました。前の会社に入社してから、インターネット放送という手段・媒体そして動画のストリーミング技術など世界中のものを調べていました。

世界中では多くのサイトが、HPでインターネット放送を試みています。日本でも草の根のものもあれば、ビジネスで始めているところもあります。ただ、多くは1年経たずして撤退しています。理由の多くは、コンテンツの問題と収益性です。

私たちがこうしてBLOGを書いたり、HPを更新したりして、毎日1時間を割かれるのは最初はよくても1年は持ちません。それで動画を用意するとなると、撮影の準備と下原稿の用意をして、1時間撮影して、さらに編集するのに数時間かかります。1日の大半を動画に関わって、やっと1時間放送です。

そしてこの動画を放送するのにかかるコストは、動画を作った人件費、カメラ機材や編集機材、配信するストリーミングサーバー。1時間一本つくるだけで、数十万かかることもあります。前職でちょっとしたロケーション撮影では、1日で100万かかり、CM撮影では2千万円かかりました。そして、俳優や衣装、メイクさんなどを雇えば別途かかります。

その後、動画を配信するサーバーも動画配信の場合は高くて、Webの数十倍です。1時間の動画を配信するのにオンデマンドで数万円、ライブで数十万円。
毎日の分を入れると、×30日分となります。

やりかたとしてはテレビ並で、お金を節約するにしてもやり方を変えねばなりません。ライブドアが提供しているネットテレビでは制作費を1本100万円までに抑えていると聞きました。かなり努力されていると思います。

さてそのお金をどこから捻出するか、視聴料か広告か。
ネットテレビの知名度がなく、視聴者が少ない。広告収入はとれない。
視聴料か、魅力的なコンテンツならともかく、始めたばっかりのものはまずとれない。視聴料をとれば、それだけ視聴者が減る。

お金は出て行く一方だけど、いっこうに収入はない。
こんな状況が1年、2年と続く。
草の根レベルで最初から収入を期待せずに低予算で作っていれば、なんとか続くがビジネスでは難しい。

Written by in: 楽天日記 |

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