2月
16
2005

システムの価値とものの値段

プログラムを作る仕事をしていると、人月単位の請求をする。

1人が1ヶ月働けば、大手の会社のマネージャークラスだと、200万?300万円、優秀なSEだと、150万円、プログラマーだと100万円。
中小企業のSE、プログラマーは60%?80%だ。

そうするとシステムのちょっとした仕事も、数百万規模、場合によっては一千万を超える。そこにハードやソフトを含めると数千万に膨らみ、開発に関わる人数が増え工期が長くなると、1億を超える。

さてその1億を超えた、あるいは数百万円以上のシステムが、果たしてそれだけの効果があるのだろうか?自分がそのような仕事をしてきたのだが、長い間疑問に思ってきた。

零細の小売店や飲食店を見てそう思った。
一つの商品を売って、一円や十円単位の儲け。お客さまがたくさん買って、またたくさんのお客さまが来て、はじめて1日の売上は数十万円。
そこからの粗利は、10万?20万円。それからアルバイトやパートの報酬を支払い、残った額は資本準備金となる。仕入れや雇用の見込み違いをすれば、あっという間に赤字に転落する。

そのようなお客さんに、10万円以上のシステムは売りづらい。
パソコンが安くなったとはいえ、数万円の開発費だ。数万円の開発費というのは1日や2日せめて3日ぐらいでやりとげないと見合わない。
他の戦略として、100の顧客から数万円をいただければ数百万になる。これならば1人では数ヶ月規模の仕事となる。結局バルクでものをみないと割にあわないか。
いや待てよ、ヤマト運輸は企業相手の運送業から、個人対象の宅急便を始めた。これは社内でバルク的なことが実現できたから、始めた事業だ。

システムも開発者の中でバルク的なことができれば、中小企業いや個人相手でもいけるかもしれない。それはパッケージではなく、それぞれの顧客の要望にある程度沿うものでないと商売にならない。

それはなんだろうか?

Written by in: 楽天日記 |

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