1月
16
2005

外貨預金の注意

某大手外銀で、外貨預金を預けている。

知ってのとおり、日本の公定歩合は低く、銀行の普通預金・定期預金とも
利率は0に近い。一度でも時間外でATMから現金を引き出すと、利息なんて
消えてしまう。

そこで外貨定期預金というのが案内されていた。
米ドルで5%や、ユーロで7%や、カナダドルやオーストラリアドル、ニュー
ジーランドドルはもっと高い利率だ。

よくキャンペーンをやっていて、「月末まで1%金利を上乗せします」とか
宣伝をしている。ところが、この金利は最初の期間だけである。この期間
を終えると低い金利になる。期間中の金利は1ヶ月が一番金利が高く、2ヶ
月、3ヶ月、6ヶ月、1年と期間が長くなるにしたがって、金利が低い。預
ける期間が短い方が金利が低いなんて変な話ではないだろうか?
(最近はそんなこともなくなっているようだが、数年前はそうだった)
そして、この期間が過ぎると0.5%ぐらいの金利になってしまう。

なぜか外国へ直接預金するよりもかなり低い。これは英語ができない人た
ちは、翻訳や日本での簡便さの手数料を払っていることにほかならない。

ではどうして外国通貨の方が利率がよく、日本円がほとんど0なのか?こ
れはマネーサブライによるものだという。つまりお金がどれだけ出回って
いるかということが、ものの価値に影響を及ぼし、公定歩合を決定する。
外国通貨の方が利率がよいというのは、お金の出回る量を減らす圧力がか
かり、日本はその反対である。そして外国通貨の方がインフレ圧力が高く、
日本はデフレ圧力が強いということでもある。
長い目でみれば、外国通貨と日本円を比べると円高圧力が高いということ
でもある。

安易に外貨預金をすると、外国通貨の方が利率がよいといっても、円高方
向にあるので、将来日本円に換金するときには果たして利率分だけ増えて
いるかどうかわからない。外国で預ける利率ですらそうなのだから、日本
で外国預金をする利率は、日本分の手数料をかなり引かれているので、か
なり不利だといえる。

私自身、文頭のように安易に外貨定期預金をやってしまった。次からは注
意したいと思う。特に銀行がキャンペーンを張ったり、丁寧な資料を用意
しているときは注意すべきであると思う。

Written by in: 楽天日記 |

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