1月
10
2005

山の郵便配達

「山の郵便配達」という中国映画が正月深夜に放送されて、それをとり貯
めしていたのを見た。

「ふるさと」というダムで村がなくなるという日本映画と同じようなノス
タルジックな感じがあった。

中国の奥地の山を2泊3日歩いて、郵便を配達して回収するという職業をし
ている男がいた。寄る年波に逆らえず引退するということになって、息子
が後を継ぐことになった。
息子の初めての2泊3日の郵便配達の仕事は、父が一緒に行くことになった。

細い厳しい山道を思い郵便物を持って歩くのはつらい。訪れる村の人たち
には歓迎され、人生相談にものるなど、仕事としての充実感はある。しか
し、人知れぬ仕事なので出世には恵まれないし、家族とはなかなかあえず、
特に息子には一度も「お父さん」と呼んでもらえなかった。

息子は初めて、父がこんなに辛い仕事を多くの村人のために、何十年もや
っていたことを知った。自分が小さい頃父と会えない寂しさの理由もわか
った気がした。そのとき父子はお互いの気持ちが通じて、息子は初めて
「お父さん」と呼んだ。また息子が小さいときは父の肩にのせたのに、今
では川を渡るのに息子が父を背負う。

一方で村の開発は進んですぐそばまで車道が来ていて、バスも走っていた。

この映画を見ているとき、自分が父のダブったり、息子の方にもダブった
りした。私の父も厳しいところがあったが、今では少しボケてしまってい
て往年の感じがない。私が子どもの頃、父が自分にいろいろしてくれたこ
とを思い出した。

また6歳の息子との関係も考えた。私は息子に何かしてやれるだろうか?
実際のところ、たまに遊んだり、しつけをしたりするぐらいか。子どもに
はものを買ってあげたり、たまに二言三言注意したり話するしかないよう
な気がする。
でも息子との時間を過ごすことはとても楽しい。幸せな感じがする。
もっとも男の子の元気さにはストレスを感じることもあるが。

何気ないことをして刻々と時間が経過していくという感じだろうか。そし
て時がたてば、ノスタルジックな感があるのかもしれない。

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