1月
05
2005

自分が研究していた認知科学

私は大学院のときに、認知科学を専攻しました。
人間の五感がどのように脳で処理されるかを研究する分野が認知心理学で、
人間の脳という枠を外すと認知科学になると思う。

認知科学とは、つまり世界をどのように認識するか、あるいは逆に認識で
きる世界とは何かということを研究します。

そんなに大風呂敷を広げると大変なので、実際に研究するところはもっと
卑近なところで、視覚の情報処理や、人間の記憶や思考過程をソフトウェ
ア的に解明するところです。ハードウェア的には、脳医学がやっているこ
となので。

でも人間のことなんて、なかなかわからないのですよね。
人間の脳はとても精密なコンピューター。もっと単純だと思われる自分の
PCがおかしくなったら、いろいろな症状から判断して直そうとするんだけ
ど、原因はわかりません。
人間はよくわからないから、単細胞動物や昆虫はどうだろうか?と考える
のが、人工生命という研究分野だったりしします。

最初は、マッカーシーがふと考えたLifeゲームから、Core戦争。このあた
りまでは科学者の趣味の範囲だったけど、生物学者がTiaraというコンピ
ューターシミュレーションを考えたり、Brooksが昆虫の歩くモデルを作っ
たりして、おぉって感じで人工生命の分野が出てきました。

私は、「脳の成長は脳細胞がアリのように社会をつくることから起きるの
でないか」と仮定して、研究しはじめていたのですが.....

自然生命がである娘が産まれてしまい、興味の方向が自然へと向かって研
究は中断して修士修了までで終わってしまいました。

本当は結婚して子どもができて、ピーピーだったから働かなくちゃいけな
かったんだけど。(-_-;)

Written by in: 楽天日記 |

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